観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

「旧軽井沢銀座」あたり(軽井沢その3)

久しぶりに旧軽井沢銀座を歩きました。

旧軽銀座は、旧軽ロータリーから旧碓氷峠方面へと向かうおよそ500mの商店街です。

次の写真は、その中程に建つ「軽井沢観光会館」を撮ったもの。

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もともとは木造2階建ての洋館建築だった軽井沢郵便局(1911年築)を観光案内所に転用していましたが、1995年に旧建物のイメージを残しながら建て替えたものとか。

洋風の外観が特徴的で、今では旧軽銀座のランドマークとなっています。

このあたりは、かつて「中山道」の軽井沢宿があったところ。

その名残りは、江戸時代初期の創業という老舗旅館「つるや旅館」に見ることができます。

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この旅館は、室生犀星芥川龍之介など数多くの文人が宿泊したほか、堀辰雄の小説『美しい村』の舞台となったことなどでも知られています。

今回 訪れたのは秋も深まった時期でしたが、旧軽銀座の商店街ではまだ開いている店舗も多く、人通りも結構ありました。

この商店街は、お洒落な店や建物などが多く、歩いていても飽きませんね。

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そして、いろいろある店舗のなかで個人的に一押しなのが軽井沢彫りの販売店です。

展示されている家具などを見ると、その出来映えに惚れ惚れとします。

また、シンガポール駐在時代によくパンを買いに行った老舗ベーカリー"浅野屋"があって懐かしかったです(シンガポールにも出店していました)。

久しぶりの旧軽銀座歩きは、なかなかに楽しかったです。

 
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