今回の軽井沢行きでは、追分宿も訪れました。
10月26日(土)付け日経新聞(「日経プラス1」)で、宿場町のランキングが掲載されており、追分宿(軽井沢町)が第7位で紹介されていました。
それを読んだこともあって、久しぶりに訪れた次第です。
追分宿は、中山道69次のうち江戸から数えて20番目の宿場となります。
中山道の宿場のなかで最も標高が高い(およそ千メートル)ところに位置しているそう。
追分宿の名前は、ここで北国街道(善光寺街道)と分岐したことに由来しています。
江戸期には参勤交代の大名や善光寺参詣の旅人などで大いに賑わったとか。
軽井沢町の紹介によれば、本陣1、脇本陣2、旅籠35があったと記されています。
実際に訪れてみると、晩秋だったせいか人影も疎らで、のんびりと旧街道筋を散策することができました。
写真は、中山道(左手)と北国街道(右手)が分岐する "分去れ" を撮ったもの。
少し寂しげな風景でしたが、近くには枡形茶屋跡などもあって、かつての宿場町の風情に思いを馳せることができました。
訪れた日は、既に今年の営業を終了した後(11月3日まで)で、内部を見学できませんでした。
旧街道沿いには、堀辰雄文学記念館があって、その正門には本陣にあった裏門が使われています。 裏門といっても、かなり立派な門で、往時の繁栄振りが伺えますね。
旧街道や宿場町を訪ねる旅も、結構面白そうです。
ちなみに冒頭で紹介した日経新聞の宿場町ランキングは、以下の通りでした。
まだ訪れたことがない宿場町も多いので、これからの楽しみにしたいと思っています。