観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

針綱神社(鮎みくじ)&犬山のマンホール蓋(愛知・犬山その4)

犬山城の登城口近くにあるのが針綱神社(はりつな・じんじゃ)です。

尾張五社のひとつで濃尾の総鎮守、犬山城の守護神でもあります。

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犬山城からの帰り道、気がつくと針綱神社の境内へと入っていました。

創建は不詳だそうですが、927年の延喜式神名帳には「従一位針綱明神」とあることから、かなりの古社であることが分かります。 

参拝を済ませたあと、境内で見つけたのが次の写真です。

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「鮎みくじ」ですね。 

どうやら木曽川の鵜飼いが行われている期間限定(6月1日~10月15日)の ”おみくじ” らしい。(犬山を訪れたのは10月10日でした)

釣り竿で、鮎の形をした ”おみくじ” を釣り上げるという趣向です。

鮎は、魚偏に占うと書くので、”おみくじ” にはちょうど良いということでしょうか。

なかなかのアイデアですね。 

余談になりますが、その昔に出かけた荘内神社(山形・鶴岡市)では「鯛みくじ」がありました。

仕掛けは同じで、釣り竿で桶に入った「鯛みくじ」を釣り上げるというもの。 同じ ”おみくじ” でも、遊び心があって楽しめますね。

次の写真は、犬山の町なかで撮ったマンホールの蓋です。

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犬山城木曽川鵜飼い」がカラーで描かれたデザインで、当地の特徴が出たなかなかの力作でした。

こうしたマンホールの蓋ひとつでも、全国各地のものを見比べてみると、まちづくりへの力の入れ方が分かって面白いです。


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