観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

茶室「林丘亭」(柏の宮公園)&冬桜など(東京・杉並区)

先週末は、自宅で本を読んだり、片づけものをしたりで過ごしました。

外に出たのは、神田川沿いのウォーキングくらいでした。

神田川沿いには、いくつかの公園があります。

写真は、柏の宮公園(区立)にある茶室「林丘亭」を撮ったものです。

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もともと若狭小浜藩酒井家(10万3千石)の江戸下屋敷内にあった茶室が、ここに移築されたものだとか。

柏の宮公園は、以前、ある銀行のグラウンドでしたが、バブル後の銀行統廃合で杉並区が購入・整備して一般に公開しています。

この茶室は、江戸初期の寛永年間(1624~1645年)に小堀遠州が造ったものと伝わっています。 内部は書院造りの立派なものだそう。

ウォーキングの際に、よくこの茶室の側を通りますが、お茶会に出合うこともありますね。 

上の写真のように、先週末はまだ紅葉が残っていて、茶室前の池に落葉する様子はなかなかに風情がありました。

次の写真は、ウォーキングの途中で撮った「冬桜」(フユザクラ)です。

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不覚にも知らなかったのですが、「冬桜」と「寒桜」とは違う種類なんだそう。

「冬桜」は、山桜と豆桜の交配で生まれた雑種の桜とか。 冬桜、四季桜、寒緋桜、十月桜などの種類があって、花の色は白や淡いピンクが多いらしい。 開花は、10~12月と4月の2回だそう。

一方「寒桜」は、1~2月頃に1回だけ咲いて、色は濃いピンクで八重咲のものが多いそうです。

何気なくネットで調べて、初めて「冬桜」と「寒桜」があることを知りました。 桜の世界も、なかなかに奥が深いです。

今回最後の写真は、神田川で遊ぶカモです。

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カモは渡り鳥のはずですが、神田川では年中見かけるので、定住しているのでしょうかね。 

無心に泳ぐ姿を見ていると癒されました。

 
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