観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

月讀神社【桜島】(鹿児島その2)

前回のブログで紹介した通り、鹿児島港から桜島フェリーに乗って桜島までは、およそ15分(片道の旅客料金200円)の絶景の船旅でした。

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本当は桜島港から島を一周したかったのですが、時間の関係でこれは断念。 そこで、帰りのフェリーを待つ間に月讀神社(つきよみ・じんじゃ)へとお参りしました。

ここは桜島で最も大きな神社で、近年パワースポットとしても知られています。

場所は、桜島港のフェリーターミナルのすぐ近くにあります。

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鳥居をくぐって長々と続く参道を上っていくと、結構な坂道で息が切れるほどでした。

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次の写真は、参道を上りきったところに鎮座するお社を撮ったもの。

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広く開けた場所に建つ社殿は、丹塗りが鮮やかでした。 周辺の緑も濃く、ソテツが植わっていたりで、いかにも南国のお社という感じです。

この神社の由緒は古く、和銅年間(708~715年)に創建されたと伝わっています。

もともとは現在地から火口寄りに建てられていましたが、桜島の大正噴火(1914年)によって周辺の集落とともに溶岩に埋め尽くされたそう。

このため、現在の社殿は昭和15(1940)年に再建されたものだとか。

ここには、月讀命(つきよみ)のほか木花咲耶姫(このはなさくやひめ)などがお祀りされています。

ちなみに木花咲耶姫は、桜島の名前の由来のひとつとされている美女神ですね。

今回は、桜島のなかをゆっくりと見て歩けなかったので、また機会を改めて来たいと思います。


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