観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

東大寺大仏殿&戒壇堂(奈良市)

奈良と言えば、誰もが東大寺の大仏を思い起こしますね。

修学旅行などで一度は訪れたことのある人も多いと思います。

この点で東大寺は、わが国で最も有名な寺院かもしれません。

創建は8世紀後半と伝えられ、聖武天皇が国力を尽くして開基したもの。

南都七大寺のひとつで、華厳宗大本山

本尊は廬舎那仏(大仏)です。

写真は金堂(大仏殿)を撮ったもの。

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大仏殿の周辺は、団体の旅行客がとても多く、落ち着いて写真が撮れません。

ようやく探したのが、この位置からの撮影でした。

池の水面に映える大仏殿は堂々としていて、さすがに素晴らしかったです。

もう一枚は、芝生で休む鹿と大仏殿を撮ったもの。

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奈良公園と言えば、やはり鹿を抜きには語れませんね。

東大寺の境内では、戒壇堂周辺が人も少なくて静かな場所です。

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大仏殿からは、さほど離れていませんが、団体客が来ないルートなので、ゆっくりと見学できます。

この堂内にある四天王立像(国宝)が好きで、ここには数えきれないくらい通いました。

個人的には、わが国に数ある仏像のなかで一押しの作品ですね(撮影禁止で、写真を載せられないのが残念です)。

今回は久しぶりに見学できて、本当に良かったです。

ちなみに四天王立像は、持国天増長天広目天多聞天の4つの像をさしています。

その昔に訪れた際、受付の人から、四天王の名前はそれぞれの頭文字をとって「じ・ぞう・こう・た(地蔵買うた)」と覚えれば忘れませんよ、と教えてもらいました。

それから、かなりの年月が経ちますが、いまだにちゃんと覚えているのが何やら嬉しいです。

次の写真は、戒壇院の庭を撮ったもの。

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冬枯れの静かな庭で、とても良い雰囲気がありました。

東大寺では、何と言っても戒壇堂周辺が一番好きですね。

皆さんにも、四天王立像の見学と合わせて、ぜひ訪れられることをお勧めします。


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