観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

祝・甲子園初勝利【帯広農業高校】

現在「2020年甲子園高校野球交流試合」が開催されています。

これは、新型コロナ禍でセンバツ高校野球が中止となったことから、すでに選出されていた全国32校が交流試合として1試合づつ対戦するというもの。

個人的(勝手)に応援している帯広農業高校が、昨日の試合で強豪校の健大高崎高校(群馬県)に4対1で勝ちました。

これは本当に嬉しかったですね。

帯広農業高校(北海道)は、春のセンバツ21世紀枠での選出でした。

試合前には、失礼ながら実力差があるのではと思っていましたが、見事にその心配を覆してくれました。

私は日本のなかでも十勝・帯広の風土が大好きで、年に一度は必ずいってよいくらいに訪れています。 

帯広農業高校には、昨年の初夏に初めて訪れました。

目的は、同校の敷地内にあるカラマツ並木(防風林)の見学でした。

写真は、そのカラマツ並木(全長420m)を撮ったものです。

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ただし、帯広農業高校の敷地は、東京ドーム23.5個分の広さがあります。

おかげで、カラマツ並木を探すどころか、校内で迷子となってしまいました。

野球グラウンドの近くをウロウロしていて、近くにいた生徒さんに場所を教えてもらい、ようやく辿り着くことができました。

その際にグラウンド内から大きな声で挨拶してくれた野球部員の元気さには、びっくりしました。

その時は、それほどの強豪校とはつゆしらず、でしたが。

それにしても、この高校の生徒さんの礼儀正しさや親切さは素晴らしかったです。

とてつもなく広い校内の敷地は、とても綺麗に整備・清掃されていて、雰囲気の良い素晴らしい学校だと思いました。

風に鳴るカラマツの並木を見上げながら暫く散策しましたが、心身ともに癒されるようでした。

白樺も綺麗に並んで植えてありました。

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校内(敷地)への立ち入りは自由のようで、都会の学校のような塀とか門扉などは見当たりません。

何とも大らかで、都会のせせこましい生活を送る身からすると羨ましい限りです。

なお、帯広農業高校のOGに漫画家の荒川弘(女性です)がいます。

彼女が描いた人気の連載漫画「銀の匙」の舞台(大蝦夷農業高校)は、ここ帯広農業高校がモデルとなっています。

今年はコロナ騒動で、まだ十勝・帯広には行けていません。

コロナ禍が収束して旅が出来るようになったら、是非、帯広農業高校を再訪してみたいと思っています。


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