観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

大阪ミナミの風景

(前回からの続きです)

住吉大社にお参りした後は、南海電車に乗って難波へと戻りました。

戎橋筋で出会ったのが、商店街のマスコットキャラクター"えびたん"です。

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新型コロナ対策なのか、マスクをしていましたね。

このマスコット、色も鮮やかで、なかなかに可愛かったです。

久しぶりに法善寺横丁の水掛不動にもお参りしました。

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その後、道頓堀へと出ましたが、コロナ禍のせいか、はたまた訪れた時間帯のせいか、思った以上に人出が少なかったです。

昨年に閉店した"づぼらや"(フグ料理店)をはじめ、休業中の店舗も多く、以前の賑わいが嘘のように無くなっていました。

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それでも、せっかく道頓堀まで来たので、たこ焼きを食べることに。

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この味は以前のままで、美味しかったですね。

次の写真は戎橋を撮ったものです。

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以前訪れたときは外国人観光客などで大賑わいでしたが、今回は人通りも少なめでやや寂しい印象でした。

戎橋には次のような標示がありました。

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「戎橋 白粉(おしろい)紙を 散らす恋」

これは岸本水府の川柳ですね。 

岸本は、グリコの「一粒300メートル」の名コピーを作った人として知られています。

これだけ人出が少ないと、有名なグリコの看板も何やら寂しげに見えました。

新型コロナ禍でインバウンドが消滅、国内客も外出しずらくなって、繁華街も大変な時を迎えています。

コロナ禍が収まってくれれば良いのですが、まだしばらくは耐えていくしかないでしょう。

理想的にはインバウンドに極端に頼らないまちづくりを目指すことでしょうが、果たしてそれが出来るかどうか。

まちづくりにもリスク管理の視点が求められていますね。