観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

箱根駅伝と大学ラグビー、そして“まちづくり"

正月三が日も、あっという間に終わってしまいました。

今日が仕事はじめという人も多いのでは、と思います。

新型コロナ禍で、今年の三が日はどこにも出かけませんでした。

ただ、恒例の箱根駅伝大学ラグビーは大ファンで、毎年TV観戦を楽しみにしています。

今年は贔屓チームの一つ明大が、箱根駅伝ではシード落ち、ラグビーでは天理大学に完敗と全く残念な結果となってしまいました。

最近は大学のブランド力アップを目的に、いろんな大学が学生スポーツの競技力強化へと取り組んでいますね。

TV中継をはじめ、メディアも大々的に取り上げてくれますから、その宣伝効果には非常に大きいものがあるのでしょう。

競技力の強化には、有力な高校生のスカウトが必須らしく、激しい勧誘合戦もあるとか。

個人的には、スカウティングもさることながら、より重要なのは育成力ではないかと思いますが・・・。

それが団体競技であれば、なおさらですね。

これだけ盛り上がっている学生スポーツですから、何とか"まちづくり"へと活かせないものか、仕事柄つい考えてしまいます。

その昔、鹿児島に赴任していた頃、スポーツ合宿の誘致を盛んにやっていました。

誘致する自治体には施設整備などの負担がかかりますが、誘致や運営力次第ではペイできるはず。

菅平(長野県上田市)のように"ラグビー合宿の聖地"と言われるような先例もありますね。

もちろん、気候や交通の利便性なども関係するでしょうが、地域のブランド力向上等に資することは確かでしょう。

この正月は、そんなことも考えながら箱根駅伝大学ラグビーを観戦していました。

写真は、昨年末に訪れた箱根神社を撮ったものです。 

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ここは箱根の山岳信仰から発した神社で、源頼朝をはじめ徳川家康など関東の武家に深く信仰されてきた古社ですね。

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新型コロナ禍の最中でしたが、結構な人がお参りに訪れていました。