観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

愛宕神社に初詣(東京・港区)

新型コロナ禍のなか、再び緊急事態宣言が発出されましたね。

この三連休は自宅で本を読んだり、TVでラグビーなどのスポーツ観戦をしています。

先週の金曜日、勤務先のすぐ近くにある愛宕神社(東京都港区)にお参りしてきました。

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ここは港区(東京都)にある愛宕山(標高25.7m)の頂上に鎮座して、防火・防災、開運等にご利益のある神社として知られています。

京都にある愛宕神社が総本社ですね。

新型コロナ禍も広い意味で災害と言えるので、早く収束するようお祈りしてきました。

愛宕山(標高25.7m)は23区内で最も高い自然の山です。

愛宕神社に参詣する(=山に登る)には幾つかのルート(道)があるのですが、やはり神社正面にある"出世の階段"を上るのが王道ですね。

こんな感じです。

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86段の階段は傾斜がとても急で、途中に踊り場もありません(両端に手すりはあります)。

でも参拝者の多くは途中で休みもせず、軽々と上っていきますね。

階段の上からは、こんな景色が見られます。

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高い場所が苦手だと、上るのも下るのもかなり厳しいものがあります(私のことです)。

オフィス街に近いので、昼休みには結構な人が運動を兼ねてお参りしていますね。

これが"出世の階段"と呼ばれているのは、次のような逸話によります。

江戸期、徳川家光公が愛宕山に咲く梅の花を見て、誰か馬にて梅を取って参れ、と命じた際に、余りに急な階段に誰もが尻込みしました。

そのなか、四国丸亀藩士の曲垣平九郎(まがき・へいくろう)が乗馬にて階段を駆け上り、梅の花を献上、家光公から称賛されたことに由来しているそう。

私も急な階段を上ってお参りしたので、今年は開運のご利益があると信じているのですが・・・。

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