観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

十勝地方見て歩きNo.6(とかちむら産直市場・帯広市)

台風の影響なのか、曇り空の東京です。

三連休の最終日。 今日は家で本でも読みながら、ゆっくりと過ごすつもりです。


さて、十勝地方見て歩きの続きです。

ばんえい競馬」を開催している帯広競馬場の敷地内に、2010年にオープンしたのが「とかちむら」。

その中心施設が「とかちむら産直市場」です。

十勝産の新鮮な野菜や果物、乳製品などが揃っていて、見るだけでとても面白い。


下の写真は、帯広産の「黒えだまめ」。 山積みにして豪快に売っていました。


私は「山わさび」を買いたかったのですが、時期が少し遅いとかで置いてなかった。 

以前、北海道から買って帰って、その美味さに感動していただけに、やや残念でした。

この「とかちむら」は、「ばんえい競馬」の集客対策の一環として出来たものとか。

ばんえい競馬」は、2006年度まで、この帯広競馬場のほか、北見・岩見沢旭川の4競馬場を巡回して開催されていました。

しかし観客減からくる経営難で、北見市岩見沢市旭川市が撤退し、現在は帯広市だけで行われています。

以前にも書いたように、「ばんえい競馬」は北海道を代表する地域文化の一つです(世界でも北海道だけで行われている競技)。 

経営的に成り立つことが大前提とはいうものの、何とか次世代へと受け継いでいって欲しい文化遺産だと思います。

写真は、「ばんえい競馬」のキャラクターであるリッキーを撮ったもの。

「とかちむら」で愛嬌を振りまいていました。


                    (十勝の項、続く)