観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

帯広「北の屋台」でオーバーツーリズムについて考える(十勝その10)

十勝・帯広では、夜の時間を「北の屋台」で過ごすことが多いです。 「北の屋台」は、帯広の中心部にあって、元々は駐車場だった土地を活用して出来た常設の屋台村です。 このブログでも、過去に何度か紹介してきました。 屋台と言っても、水道・電気・ガス完…

畑に囲まれた一軒家「カフェ イタイラウインズ」(十勝その9)

十勝に行くたびに楽しみにしているのが、カフェ巡りです。 広い畑のなかにポツンと一軒だけあるようなカフェが好きで、今回も事前に下調べしてから出かけました。 訪れたのは、「カフェ イタイラウインズ」。 住所は、帯広市以平町にあります。 場所は少し分…

ヤマボウシにメジロの巣が‼︎

この土日は、どこにも出かけず、家でのんびりとしていました。 急に暑くなったので、もう夏バテですかね。 先週末のブログで、自宅のヤマボウシの木に小鳥が巣を作ったと報告しました。 それからネットで少し調べてみると、ヤマボウシにはメジロが巣を作るこ…

旧国鉄広尾線「愛国駅」(十勝その8)

私は、決して ”鉄ちゃん” ではないのですが、旅に出ると必ずと言ってよいほど、その地域にある古い駅舎や廃線跡などを訪れています。 古いもの好き、マニアックと言えばそれまでなのですが、旅と人とが交わる(or かつて交わった)場所に実際に身を置いてみ…

北海道ガーデン街道「十勝千年の森」(十勝その7)

いま北海道では、大雪~富良野~十勝を結ぶ全長約250㎞ の道を「北海道ガーデン街道」と名付けて、ブランド化による観光客の誘致を図っています。 名前の由来は、この街道周辺に8つの観光庭園があること。 いずれも、北海道ならではの気候や景観等を活かし…

帯広でジンギスカン(十勝その6)

いま住んでいる東京では、まだ鬱陶しい梅雨空が広がっています。 今年は長梅雨で、外出時には傘が手放せない毎日ですね。 昨日の天気ニュースで、九州、四国、近畿、北陸が梅雨明けしたと報じていました。 関東の梅雨明けも近いでしょうから、これからカラッ…

十勝牧場の白樺並木(十勝その5)

音更町に白樺並木の名所があると聞き、立ち寄ってきました。 白樺は音更町のシンボル・ツリー(町木)ですね。 そして、その名所は、十勝牧場の入り口にありました。 ここは1909年に設立された牧場で、面積は42㎢もの広さがあるとか。 全国に12ヶ所ある家畜…

三股山荘でランチ(十勝その4)

三国峠から眺めた樹海(原生林)のなかに、ポツンとあるのが三股山荘(上士幌町)です。 ぬかびら温泉から国道273号線を三国峠方面へ、白樺の林などを見ながらクルマをしばらく走らせると、一軒のログハウスが現れます。 ここがカフェとして営業している三股…

ヤマボウシに小鳥の巣が‼︎

天気が今ひとつで、蒸し暑い毎日ですね。 この土日は、久しぶりに家でのんびりと過ごしました。 6月から、ほぼ毎週末、あちこちに出かけていたので、さすがに草臥れてきました。 昨日の日曜日は、参院選挙に出かけたり、近くの本屋に立ち寄ったり、散歩した…

タウシュベツ川橋梁(十勝その3)

念願のタウシュベツ川橋梁(上士幌町)を見てきました。 東京から出発する前に、ガイドツアーに申し込むべく電話したのですが、当日はすでに予約で満員でした。 残念でしたが、今年は渇水で、糠平湖にほとんど水がなく、展望台からでも十分にその姿を見るこ…

三国峠から望む樹海と松見大橋(十勝その2)

旧国鉄士幌線跡にある「タウシュベツ川橋梁」を見学しようと、レンタカーを駆って帯広から上士幌町方面(国道273号線)を走ってきました。 目的の橋を見る前に訪れたのが、絶景で知られる三国峠です。 ここは大雪山国立公園内にあって、上士幌町(十勝側)と…

カラマツ防風林(帯広農業高校)(十勝その1)

北海道は十勝・帯広を訪ねてきました。 これまで全国のあちこちを歩いてきましたが、一度は訪ねても、さらにもう一回行ってみたいと思うところは、なかなかありません。 でも、十勝には何度でも訪れたいと思うから不思議です。 カラマツ林に囲まれた広々とし…

妙見寺観音堂など(赤穂その4)

坂越(兵庫県赤穂市)の大避神社を参拝したあとは、後背の宝珠山の中腹までウォーキングしました。 結構な坂道を上った先にあったのが、妙見寺観音堂です。 妙見寺は、8世紀の半ば、行基によって開山された真言宗古義派の寺院で、のちに空海が中興したと伝…

大避神社と生島(赤穂その3)

今回、坂越(兵庫県赤穂市)で是非訪れたかったのが、大避神社(おおさけ・じんじゃ)です。 大避神社の御祭神は、秦 河勝(はた の かわかつ)。 秦氏は、6世紀頃に大陸からやってきた渡来人と言われています。 秦 河勝は、その族長的人物で、聖徳太子の側…

連休は帰省しました

この三連休は、急な所用で兵庫県太子町の実家に帰省しました。 写真は、実家のすぐ近くにある聖徳太子が建立した斑鳩寺(いかるが・でら)です。 この三重塔は、1565年(室町期)に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。 田舎での用事を済ま…

港町・坂越の町並み(赤穂その2)

坂越の町並みを歩いてきました。 坂越は、赤穂市(兵庫県)の坂越湾に面する港町ですね。 江戸期には北前船の瀬戸内航路の寄港地として栄え、廻船業を営む豪商が軒を連ねていたそう。 また、西国大名の参勤交代の港としても使われていたとか。 それらを今に…

赤穂城跡あたり(赤穂その1)

久しぶりに赤穂市(兵庫県)を訪ねてきました。 赤穂と言えば、1701年に江戸城・松の大廊下で起きた刃傷事件と、その後の赤穂浪士の討ち入り(吉良邸)で、全国津々浦々にその地名が知られています。 と、今まで固く信じていたのですが・・・。 東京で、若い…

「おはらい町」と「おかげ横丁」(伊勢・志摩その7)

伊勢神宮・内宮の鳥居前町(門前町)として栄えてきたのが「おはらい町」です。 もともとは、江戸期に全国を回って参拝客を集めた御師の館が立ち並んでいた通りで、客をお祓いや神楽でもてなしたことから「おはらい町」と呼ばれるようになったらしい。 (な…

伊勢神宮・内宮(伊勢・志摩その6)

伊勢神宮・内宮には、滞在2日目の午前中に参拝しました。 内宮に着くと、生憎の空模様。 それも次第に本降りとなりました。 それでも日曜日だったせいか、参拝客はかなり多かったです。 伊勢神宮・内宮は正式には「皇大神宮」(こうたいじんぐう)といい、…

志摩観光ホテル#2(伊勢・志摩その5)

今年の梅雨は、よく雨が降りますね。 それに梅雨寒の日が続いています。 こんな鬱陶しい日は、通勤するのも億劫になりがち。 はやく梅雨が明けて、夏本番となれば嬉しいのですが・・・。 天気のボヤキは、これくらいにして、今回は志摩観光ホテルの続きです…

志摩観光ホテル(伊勢・志摩その4)

今回の旅では、伊勢からほんの少し足を延ばして、志摩観光ホテルに宿泊しました。 賢島にある志摩観光ホテルは、当地を代表するリゾートホテルですね。 開業したのは、1951年。 広大な敷地のなかに、有名建築家である村野藤吾が設計した「ザ クラシック」(1…

外宮参道のレトロな建物など(伊勢・志摩その3)

この土日は、天気がもう一つなのと、このところ珍しく仕事が混んでいたので、家でゆっくりと過ごしています。 いま欲しいものと言えば、自転車ですね(唐突にすみません)。 海外(シンガポール)赴任するときにクルマも自転車も処分してしまい、今は自分の…

伊勢うどん、赤福氷など(伊勢・志摩その2)

外宮を参拝したあとは、伊勢市駅まで続く参道を散策しました。 伊勢で食べたかったものに「伊勢うどん」と「赤福餅」があります。 いずれ劣らぬ伊勢名物ですね。 写真は「伊勢うどん」です。 外宮からすぐのところにある「中むら」で食べました。 よく茹であ…

伊勢神宮・外宮(伊勢・志摩その1)

かねてから参拝したいと思っていた伊勢神宮へと出かけました。 転勤で名古屋に2度住んだことがあるので、伊勢・志摩方面には何度か訪れたことがあります。 でも、それも昔のことで、伊勢神宮へのお参りは本当に久しぶりでした。 東京からは、まず新幹線で名…

栃木県名物の「レモン牛乳」(日光その10)

あるTV番組で、栃木県民なら誰でも知っているという「レモン牛乳」を取り上げていました。 それを急に思いだして、帰りの電車待ちの間に駅の売店で購入したのが次の写真です。 写真でもわかるように、パッケージには「関東・栃木 レモン 乳飲料 無果汁」と書…

金谷侍屋敷(日光その9)

早いもので、7月となりましたね。 6月は総会などが集中していて、当方も その煽りで結構忙しい毎日でした。 漸くひと段落したので、この土日はどこかに出かけたかったのですが、天気は今ひとつ。 仕方なく家でゆっくりとしていました。 これから夏に向けて…