観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポールまち歩きNo.49(日本から贈られたタヌキ、動物園その2)

シンガポール動物園には、ぜひ会いたい(正確には、確認したい)動物がいました。

それは、タヌキです。
シンガポール動物園には、現在、日本から贈られたホンドタヌキが10頭ほどいます。
最初は、2010年にツガイの2頭がシンガポール動物園の要請で贈られました。
タヌキ(Raccoon Dog)は、日本ではごくごく一般的な動物です。
でも世界的に見ると、日本と中国大陸のみに生息する希少動物とか。
もちろん南国のシンガポールには生息しておらず、当動物園でも三顧の礼(?)で迎えられ大歓迎されたようです。
その後、開園40周年記念で新施設(フローズン・ツンドラ)を造る際に、展示数を増やしたいとの要請で6頭が贈られました。
余談ですが、この時はコビトカバ(希少種です)との交換だったようです。
前置きが長くなりましたが、タヌキは写真のように大切に飼育されていました。
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冷房完備の獣舎で、夜行性のためか、固まって寝ていました。
改めてタヌキを見ると、なかなか可愛いものです。
シンガポールで大事に育てられている様子に、嬉しくなりました。