観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

ホイアンまち歩き#20(観光振興のお手本)

今朝のシンガポールのビジネス街は、いつもより人が少ない印象でした。明日がナショナルデーでお休み。今日(月曜日)を休暇にして、4連休としたビジネスパーソンが多いのでしょう。

やや遅めの昼食にホーカーに出かけたら、早仕舞いの店もありました。シンガポールは、もう祝日気分ですね。

 

さて、ベトナムホイアンのまち歩きもそろそろお仕舞いです。

ホイアンでは、昔ながらの町並みがそのまま残り、市場や商店などローカルの人たちの生活がきちんと営まれていました。

それは昭和の頃、日本のあちこちの地方で見られた風景のようでした。

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そこに身を置くと、なぜか懐かしく感じられます。たぶん、かつての日本の田舎町の良さが、ここにあるからだろうと思います。

ホイアンは、これまで私が訪れたなかで間違いなくトップクラスの魅力を持つまちの一つです。

まちの魅力は、そこに住む地域の人たちが生き生きとしていることから生まれます。そして、そこに惹かれて観光客が訪れるのです。

私は、このまちにまた来てみたいと思いました。観光振興の要諦は、リピーターを創りだすことにあります。この点でホイアンは、日本の地方都市の観光振興のお手本となりうるまちだと思います。