観光研究者のまち歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

新世界の夕暮れどき(大阪・浪速区)

三ノ宮駅からJR新快速に乗って大阪駅へと着きました。

梅田にあるホテルに荷物を置いて、早速出かけたのが"新世界"。梅田からは地下鉄御堂筋線の動物園前駅が最寄り駅となります。

"新世界"には"通天閣"を中心に大阪ならではのディープな街並みが広がっています。

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派手なネオンや色とりどりの看板、その先にある通天閣など、まるでテーマパークにでも迷い込んだかのよう。

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このゴチャゴチャ感が堪らない街の魅力を醸し出しています。

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"新世界"は、1903年に開催された第5回内国勧業博覧会の跡地活用で大阪の新名所として生まれました。その際に建設されたのが初代の通天閣で、現在の通天閣は1956年に建てられた2代目となります。

高さは100m、設計者は内藤多仲(東京タワーなど)で、2007年に国の登録有形文化財となっています。

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せっかく"新世界"に来たので、串カツ&どて焼きを食べようと、"ジャンジャン横丁"にある"てんぐ"に入りました。串カツの名店ですね。先客で賑わうカウンター席に、何とか潜り込みました。

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油がややコッテリとしていましたが、ビールによく合って美味かったです。キャベツは食べ放題、ソースの二度漬けは厳禁です。

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次の写真は"ジャンジャン横丁"の入り口です。全長180mほどのアーケード街に、立ち飲みや串カツ、射的、将棋会所などがビッシリと並んでいて、濃い雰囲気が漂っていました。覗いて歩くだけでも面白かったです。

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ちなみに"ジャンジャン横丁"は、活気ある三味線の撥音から来たものとか。正式には"南陽通商店街"というそうです。

浪速の"新世界"といえば、やはり"ビリケンさん"ですね。尖った頭とつり上がった目が特徴の子供の姿をした神様。足を掻いてあげるとご利益があると言われています。元々はアメリカ生まれの神様で、日本では"新世界"から広まったとされています。

その"ビリケンさん"を祀ったのがビリケン神社です。

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思ったより小さいので、見逃すところでした。お詣りする人も多かったですね。

通天閣"のほぼ真下にあったのが"王将碑"。大正時代の将棋名人、坂田三吉を偲んで建てられたものです。

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そして偶然に見つけたのが、大阪国技館跡の碑です。かつて大阪でも、盛んに相撲興行が行われていたのですね。

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1919年に東京両国の国技館に対抗してドーム式の大阪国技館が建設されたとあります。しかし、次第に相撲興行の中心が東京に移り、第2次大戦前に解体されたとか。今となっては何とも勿体ないですね。

テーマパークのような"新世界"ですが、予想外に観光客は少ないように感じました。こんなにディープでエキサイティングな街は、世界でもなかなかないと思うのですが。

一回の訪問では、とても全部を見切れなかったので、よく下調べをしてから、また来たいと思います。

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  (次回は、大阪ミナミの夜景です)


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