観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

伊勢神宮・内宮(伊勢・志摩その6)

伊勢神宮・内宮には、滞在2日目の午前中に参拝しました。

内宮に着くと、生憎の空模様。 それも次第に本降りとなりました。

それでも日曜日だったせいか、参拝客はかなり多かったです。

伊勢神宮・内宮は正式には「皇大神宮」(こうたいじんぐう)といい、日本人の大御祖神(おおみおやがみ)である天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。

そして今を遡ること約2千年前に、五十鈴川の川上に鎮座されたと伝わっています。

写真は、五十鈴川に設けられた「御手洗場」です。

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宇治橋を渡り、第一鳥居をくぐった先にあって、昔からここで手などを清めてから参拝していました。

五十鈴川は、想像していた通りの綺麗な流れでした。 雨に煙る木々の深い緑のなか、川音に河鹿の鳴き声が混じって、心身が癒されるようでした。

ここから暫く参道を進むと「御正宮」(ごしょうぐう)へと着きます。

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社殿は、石段を設けた高台に、四重の垣に守られて建っています。

写真撮影は、この石段の下まで。 参拝客が多くて、写真を撮るのも一苦労でした。

「御正宮」への参拝を終えたあとは、深い森のなかを歩いて二つの別宮などにお参りしました。

下の写真は「風日祈宮」(かざひのみのみや)です。

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島路川にかかる橋を渡った森の中にあり、風の神様をお祀りしています。

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参道からは少し外れているためか、お参りする人も少なめで静かな場所でした。

島路川には、「木除け杭」が打ってあります。 この杭は、台風などによる流木を食い止め、橋脚を守るものですね。 見た目も、なかなか絵になる景観でした。

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外宮に続いて、内宮でも御朱印を頂きました。 外宮と同じく本当にシンプルな御朱印で、このシンプルさこそが「お伊勢さん」なんだと勝手に得心し、有難く頂戴しました。

なお、外宮と同じく、内宮にも御神籤(おみくじ)はありませんでした(念のため記しておきます)。

今回の旅では、外宮と内宮、両方のお宮に参拝できて、本当に良かったです。

随分と気分が清々しくなり、心身が癒されたように感じました。

次に機会があるときは、参拝客が少ない曜日や時間帯を選んで、ゆっくりとお参りできればと思っています。

まあ、それが実現するのは、仕事をリタイアしてからですね。


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