名古屋に来たからには、お城を見ないでは帰れません。
「尾張名古屋は城でもつ」(伊勢音頭)と詠われる名古屋城(金鯱城)は、言わずと知れた日本三名城の一つです(他の二つは、大阪城と熊本城)。
今回は、平成30年5月から天守閣が入場禁止(閉鎖)とされているほか、平成30年6月からは復元された本丸御殿が一般公開されていると聞き、名古屋城の現在の様子をぜひ見ておきたいと訪れた次第です。
写真は、正門から入ってすぐの広場から天守閣を撮ったもの。
閉鎖されたと聞いていましたが、以前と変わらない堂々とした姿に、まずは一安心です。
名古屋城は、慶長15年に徳川家康が天下普請によって築城したもの。 それ以降、明治維新まで尾張徳川家(御三家の一つ)の17代に亘る居城でした。
第二次大戦による戦災で本丸御殿や大天守、小天守などが焼失したため、現在の天守閣は昭和34年に再建されたもの。
金の鯱をいただく五層の大天守(約48m)と小天守(約24m)が、高い石垣のうえに聳えるように建っています。
近年になって、現在の天守閣の老朽化などが問題となり、さらに木造復元の計画が進められ、平成30年5月から天守閣の入場禁止(閉鎖)措置がとられました。
今回、実際に現地を訪れてみると、閉鎖中の天守閣周辺は何やら寂れた雰囲気が漂っていました。
沢山訪れている外国人観光客も、天守閣に登れないのが如何にも残念そうな様子でした。
木造復元については、いろいろと議論や課題があるのでしょうが、何とか早くこの名城を蘇らせて欲しいと痛切に思った次第です。
この後のブログ記事でも触れるつもりですが、今回訪れたときには、名古屋のテレビ塔も耐震改修工事中で残念ながら入場が叶いませんでした。
夜間もテレビ塔は真っ暗で、楽しみにしていた夜景はもう一つといった感じでした。
お城の天守閣は入場できない、テレビ塔も改修工事中、ということで今回の名古屋の旅は、個人的には少し残念だったように感じました。
(名古屋城、次回に続きます)