観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

熱田神宮(名古屋その10)

今回の名古屋旅では久しぶりに熱田神宮へと参拝しました。

前回お参りしたのは転勤で名古屋に住んでいた頃ですから、かなりの年月がたっています。

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熱田神宮の創建は113年(景行天皇43年)と古く、三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社として知られています。

ここは、伊勢神宮に次ぐ高い格式をもつ神社ですね。

およそ6万坪(約19万㎡)ある境内地には、樹齢千年を超えるという楠をはじめ沢山の樹木が生い茂っています。

今回、久々に訪れてみると、以前よりも木々の緑が深くなったように感じられました。

鬱蒼とした森をしばらく歩くと、外玉垣御門(拝殿)が見えてきます。

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境内地は生い茂る木々もあってか、清浄な雰囲気で満たされていて、とても心地良かったです。

以前と比べると、やはり外国人観光客が多かった印象ですね。 海外の皆さんも神妙にお参りされていました。

次の写真は、ご神木の大楠を撮ったもの。

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樹齢は千年を超えるとか。 その堂々とした佇まいは、見ていて気持ち良かったです。

次は「信長塀」を撮ったものです。

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1560年、織田信長桶狭間の戦いに臨んで熱田神宮へ戦勝祈願し、勝利したお礼として築いた塀だとか。

土と石灰を油で練り固め、瓦を多数積み重ねて造っています。

神仏を信じなかったとされる信長が、ここ熱田神宮に戦勝祈願に訪れたという逸話には興味をひかれますね。

なお「信長塀」は「日本三大土塀」の一つに数えられています。

ちなみに、残る二つは「大練塀」(西宮神社)と「太閤塀」(三十三間堂)です。

 
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