今朝の東京は、久し振りの晴れ模様。 暑さもぶり返してきた感じがします。
いま読んでいる本は次の2冊。 いずれも日本の地域文化を知る上で、とても参考になります。
・山同敦子『愛と情熱の日本酒〜魂をゆさぶる造り酒屋たち』(2011年、ちくま文庫)
・向笠千恵子『食の街道を行く』(2010年、平凡社新書)
さて、東京・原宿「スーパーよさこい」の続きです。
「よさこい」の語源は諸説ありますが、「夜(宵)更来」(夜にいらっしゃい)という古語が変化したもの、とするのが定説のようです。
なかなか意味深ですね。
祭りの面白いところは、発祥の地から伝播する力を持っていること。
今では、この「YOSAKOI」や「阿波踊り」などが、全国各地で行われるようになっています。
この二つ、発祥が高知と徳島、いずれも四国の隣県であるのが偶然ながら面白いところ。
それも、徳島(阿波踊り)に対抗して作られた祭り(よさこい)というのが、何やら愉快です。
各地に伝播したあと、その地域独自の脚色がなされ、その地元に馴染んだ祭りとなっていく。
それも地域文化の一つのあり方なのでしょう。
(スーパーよさこい、あと少し続く)