観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

札幌まち歩き#6(円山公園&北海道神宮など)

今週は珍しく仕事が混んでいて、ブログ更新も久しぶりとなりました。

秋も次第に深まって、東京でも紅葉が見頃ですね。我が家のシンボルツリー、ヤマボウシもかなり色付いてきました。

さて、札幌まち歩きの続きです。

久しぶりに円山公園を歩いてきました。訪れたのが10月中旬だったので、紅葉はこれからというところでした。でも写真の通り、落葉した公園内は清々しい空気に包まれて気持ち良かったです。

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円山公園に隣接する北海道神宮を訪れたのは、今回が初めて。

その創建は、明治4年と比較的新しいですね。でも道内随一の格式と尊崇を集めている神社です。

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ご祭神は、開拓三神(大国魂神、大那牟遅神少彦名神)と明治天皇の四柱が祀られています。

かつては札幌神社という社名でしたが、昭和39年に明治天皇をお祀りしたことから、現在の北海道神宮へと改称されたそう。

「神宮」は、天皇陛下をお祀りしている特別な神社ですね。「神宮」は全国に25ヶ所しかないらしい。このことは、今回、北海道神宮にお参りして初めて知りました。

社殿は、伊勢神宮御正殿の古材の下附により造営されたとか。さすがに立派な社殿でした。

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ちょうど"七五三"のシーズンで、沢山の家族連れがお参りしていました。また、外国人の参拝者も想像していた以上に多かったです。

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お参りした後は、いつものようにご朱印を頂いてきました。北海道神宮ご朱印は、とても達筆で素晴らしいですね。これまで頂いたご朱印のなかでも、とりわけ素晴らしいもので嬉しくなりました。これはお勧めです。

境内に祀られている開拓神社にもお参りしました。この神社は、昭和13年の開道70周年を機縁として創建されたものです。

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ここは、北海道神宮の神域のなかで、最も強いパワースポットの場所として知られているそう。仕事運などのご利益があると聞き、時間をかけてお参りしてきました。

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昭和63年(鎮座50年)に造営された社殿は、シンプルな造りながら素晴らしかったです。この神社にも、次々と参拝者が訪れていました。

今回、初めて北海道神宮を訪れましたが、円山公園の深い森と相まって、その清々しい雰囲気に心が洗われるようでした。

このあたりの散策は、本当にお勧めですね。

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今回で、札幌まち歩きはお仕舞いです。


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札幌まち歩き#5("すすきの交差点""テレビ塔"の夜景&ラーメン)

早くも三連休の2日目が終わりましたね。昨日も、特に何もせず休養に当てました。紅葉などを撮りに出かけたいのですが、体力、気力との相談でなかなか実行に至らずです。まあ歳も歳なので、気長にやろうと思っています。

さて、札幌まち歩きの続きです。

夜は、知人と久しぶりに"すすきの"で一杯やりました。海鮮料理と日本酒。さすがに北海道ですね。素材が良くて、なかなか美味かったです。

知人と別れてから"すすきの交差点"の夜景を撮ったのが、次の写真です。

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NIKKAのネオン大看板は"すすきの"のシンボルマークですね。

看板に描かれているのは、左手に大麦の穂を、右手にテイスティング・グラスを持ったローリー卿と呼ばれる人物。

19世紀にウイスキーブレンドの重要性を説いたW・P・ローリーがモデルと言われています。

ネオン看板を見ていると、ローリー卿の背景が6色に変化していました。なかなか凝った造りです。

"すすきの交差点"から大通公園に向かうと、テレビ塔が見えました。

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上の写真は、大通公園にある池の手前から撮ったものです。高さ147.2mのテレビ塔が池の水面に映って、綺麗な上下対称の景観を作っていました。

このテレビ塔、完成したのは1957(昭和32)年とか。今年でちょうど還暦(60才)ですね。その立ち姿からは、長いあいだ札幌の移り変わりを眺めてきた風格のようなものが感じられます。

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塔の中ほどに電光時計があります。これは、1961(昭和36)年に松下電器パナソニック)が寄贈したものとか。同社を創業した松下幸之助が、時計を付ければ必ず見てくれると発案したと言われています。さすがに名経営者の発想は違いますね。

夜も更けてきたので、新ラーメン横丁で味噌ラーメンを食べてホテルへと帰りました。

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全国的にラーメンは激戦ですね。飛び込みで入ったラーメン店でしたが、味はまあまあ普通でした。

次回は、もう少し事前に調べてから食べようと思います。

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    (札幌まち歩き、続く)


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札幌まち歩き#4(赤れんが庁舎&時計台)

昨日は三連休の初日。東京は穏やかな良い天気に恵まれました。

夕方、近くの八幡神社にお参りがてら、神田川沿いをウォーキングしました。川沿いの桜並木は、だいぶん葉が落ちて、秋が深まってきた感じです。今は一年で最も過ごしやすい良い季節ですね。

さて、札幌まち歩きの続きです。

札幌に出かけるたびに見にいくのが、"赤れんが庁舎"と"時計台"です。もう何度、訪れたことやら。

でも、この二つの歴史的建造物、何度見ても飽きないですね。不思議ですが、それだけの魅力があるということでしょうか。

まずは、"赤れんが庁舎"。正式には"北海道庁旧本庁舎"と言います。

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レンガ造りのアメリカ風ネオ・バロック様式の建物(洋館)で、1888(明治21)年に竣工しました。現在は、国の重要文化財に指定されています。

間口61m、奥行き36mで、塔頂部までの高さは33mあって2階建ですが、現在の建物に換算すると10階建の高さに相当するとか。

とても堂々とした見事な建物です。

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1909(明治42)年に火災で内部を焼失したそうですが、赤れんがの壁はほとんど大丈夫だったとか。2年後には復旧工事が完了したそうで、まったく大したものです。

内部には現在、道立文書館や観光情報コーナーなどがありますが、今回は外からの見学だけにしました。

庭では、軽トラ市や特産物販売をやっていました。

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なるほどと思ったのは、トラクターの展示販売をやっていたこと。さすが、北海道ですね。しかも、このトラクター、かなりの大きさです。

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私は畑で動くトラクターが好きで、かつて訪れた十勝の農場では飽きもせず、ずっと眺めていたことがあります。

余談ですが、北海道更別村では毎年、トラクターのレース"国際トラクターBAMBA"を開催しています。トラクターが、1.5〜3.0トンのソリを引きながら、コース内のポールを倒さずに走る競技とか。かなりの迫力のようで、一度は見てみたいものです。

続いては"時計台"です。札幌にとどまらず、北海道の象徴的建物として余りにも有名ですね。

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札幌農学校の二代目教頭、ウィリアム・ホイーラーが計画し、1878(明治11)年に竣工した木造2階建。正式名称は"旧札幌農学校演武場"で、国の重要文化財に指定されています。

三角屋根に大時計を載せた特徴的な外観ですが、大時計は後から(1881年)載せられたものとか。それまでは鐘楼があって、鐘で時間を知らせていたそう。それはそれで見てみたかったですね。

時計台の撮影スポットとしてお勧めなのが、向かいのMNビル2階にある"時計台撮影テラス"。ここからは、"時計台"を正面から撮影できます。

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ところで残念なことに、この"時計台"は、「日本三大がっかり」の一つと言われていますね。有名な観光スポットだけど行ってみたらがっかり、という意味とか。

場所が高層ビルの谷間にあって、広大な北海道のイメージに合わないということでしょうか。

でも、何度見ても素晴らしい建物に変わりはないと思うのですが・・・。

ちなみに「三大がっかり」のあと二つは、高知の"はりまやばし"と沖縄の"守礼門"と言われています。但し、"守礼門"に代えて、長崎"オランダ坂"や京都"京都タワー"などを入れる場合もあるようです。

   (札幌まち歩き、続きます)


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札幌まち歩き#3(地域再生のモデル"北菓楼")

昨夜から、プロ野球の日本シリーズが横浜スタジアムで再開されましたね。私は関西出身なので根っからの阪神タイガースファン。でも、ここは劣勢の横浜ベイスターズに何とか頑張って欲しいと思っています。

さて、札幌まち歩きの続きです。

家族に北海道へ出かけると話したら、土産に"北菓楼"(きたかろう)の菓子を所望されました。

先日、テレビの経済番組(カンブリア宮殿)で"北菓楼"が特集され、そのモノ作りの姿勢と素材を活かした味に興味を持ったようです。

札幌の店舗は北海道庁の近くにあると聞き、出かけてみました。

店舗の外観は、こんな感じです。

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この建物、もともとは1926(大正15)年に建てられた北海道初の本格的な図書館「北海道庁立図書館」だったもの。道理で立派な建物のはずです。

その後、道立文書館の別館として利用されていましたが2014年に閉鎖。その建物をリノベイトして2016年から「北菓楼」の店舗として使われています。

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内装は、建築家の安藤忠雄によるものとか。新旧の素材とデザインが融合した、なかなか素敵な空間に仕上がっていました。

売り場は、多くの客でかなり混みあっていました。人気は、バウムクーヘン、天然水ゼリー夕張メロン、開拓おかき、など。

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"北菓楼"の売りは、原料に使う農水産物を全て北海道産にこだわっていること。

例えば、開拓おかきは、枝幸ホタテ、えりも昆布、増毛甘エビ、など産地の名前を入れたブランドに仕上げています。

写真で見ると、こんな感じです。

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原料の味がよく効いていて、ビールのつまみに良く合いますね。美味しいです。

私の一番のお勧めは、天然水ゼリー夕張メロンですね。これは、かなり以前からのファンです。

味は、夕張メロンそのもの。ジューシーで、とても美味いです。

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話は、建物に戻りますが、空き家状態だった歴史的建造物を改修して、地元産の商品を売る店舗として活用する。これからの日本の不動産活用を先取りした試みは、評価されますね。

個別の会社の宣伝は本意とするところではありませんが、これは地域再生の一つのモデルとも言える取り組みだと思います。

なお、この店で食べたソフトクリームは、絶品でした。また食べたいです。

   (札幌まち歩き、次回に続く) 


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札幌まち歩き#2(北大キャンパスのクラーク像&古河記念講堂など)

昨日の東京は、台風一過で抜けるような青空でした。今年は雨が多いので、これからも晴天が続いてくれると嬉しいのですが・・・。

さて、北大キャンパス散策の続きです。

北大に来たからには、クラーク博士の像は見逃せません。

中央ローンと呼ばれる緑豊かな広場の一角に、クラーク博士の胸像は立っていました。

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台座には有名な"Boys,Be Ambitious"の文字が刻まれています。

クラーク博士は1876(明治9)年に、マサチューセッツ農科大学(米国)から設立間もない札幌農学校に赴任。わずか8ヶ月ほどの滞在でしたが、初代教頭として札幌農学校の基礎を築いた教育者(功労者)です。

胸像の前では、沢山の人達が写真を撮っていました。何と言っても、その知名度は抜群ですね。

クラーク像の近くには、歴史的建造物の古河記念講堂が建っていました。現在は、国の登録有形文化財となっています。壁の白さが映える、なかなかお洒落な洋館ですね。

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この建物は、1909(明治42)年に古河財閥(古河家)からの寄付金で建てられたもの。当時は林学教室として使われていたらしい。

正面中央に玄関ポーチと小塔があり、左右の翼部はマンサード屋根(腰折れ屋根)を持つルネッサンス様式の建築です。

現在は、文学研究科の研究室として使われているとか。このため残念ながら内部の見学は出来ません。

次の写真は、1927(昭和2)年に建てられた昆虫標本室の建物です。

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小振りな建物ですが、壁は石造り、床と天井は鉄筋コンクリート造りで不燃構造となっています。

この建物を造ったのが、昆虫学教室の初代教授・松村松年氏。松村教授は、我が国昆虫学の基礎を築いた学者として知られています。

この堅牢な建物、現在は大学の書庫として使われているそう。

このキャンパスには、いろんな建物や施設などが残されていて散歩するのに飽きませんね。

これはキャンパス内にあったマンホールの蓋です(唐突ですみません)。"北"の文字が何ともいいですね。

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今回は時間の関係で、少しの時間しかいられませんでした。学食で名物のクラーク・カレーを食べてみたかったのですが、また機会をみて訪れたいと思います。

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   (札幌まち歩き、続きます)


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札幌まち歩き#1(北大キャンパスの銀杏並木&大野池&ポプラ並木)

所用があり札幌に出かけました。2年ほどシンガポールに赴任していたので、北海道を訪れるのは本当に久しぶりです。

10月中旬の札幌は、晴れて快適な気候でした。思っていたよりは寒くなかったです。

札幌に着いて、まず訪れたのが北海道大学。私はこの広々としたキャンパスの散策が好きで、札幌で時間が取れるたびに訪れています。

まずは、そろそろ見頃かなと思い、北13条通りにある北大・銀杏並木を通ってみました。

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ここは東西約380mに亘って70本の銀杏並木が続いています。銀杏の木は昭和14年ごろに植えられたものとか。道路の上に張り出すように葉を繁らせた銀杏並木は、なかなか壮観です。

今では、よく知られたポプラ並木と共に北大のシンボルとなっているとか。

まだ色付き始めの銀杏並木の下を歩くのは気持ち良かったですね。観光客も結構見に来ていて、写真を撮ったりしていました。

大学のホームページでは黄色く色づく様子を、写真とともに日々更新しています("北大・平成29年イチョウ並木黄葉状況")。黄葉を楽しみにしている人たちが沢山いるのでしょう。

銀杏並木の近くにあるのが、大野池です。

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かつてはドロドロとしていた湿地帯を、昭和40年代後半に、工学部の大野教授が中心となって池へと再生したものとか。

訪れると、池の周辺の木々が色づいて、沢山の人たちの憩いの場となっていました。睡蓮のあいだに鴨が泳いでいたり、噴水が上がっていたりで、とても大学の構内とは思えない素晴らしい雰囲気でした。

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ここから少し歩いたところに、有名なポプラ並木があります。北大は勿論のこと、札幌や北海道のシンボルとして広く知られていますね。

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もともとは明治36年札幌農学校の関係者が米国から持ち帰って植樹したものとか。

平成16年の台風18号では、大きな被害を受けました。約50本のポプラ並木のうち、18本が倒れたり、折れたりしたらしい。すぐに若木を植えるなどの再生工事を実施して、今では並木道の一部を散策出来るまでに回復しています。

下の写真は、ポプラ並木の入り口付近から撮ったもの。黄葉が始まっていますね。北海道らしい、とても素晴らしい景観です。

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このポプラ並木は、北大はもとより、札幌や北海道全体の宝物ですね。いや、日本の宝物といっても良いでしょう。これからも大切に保全していって欲しいと思います。

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 (札幌まち歩き、次回に続きます) 


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福岡まち歩き#6(古社巡り、筥崎宮&住吉神社)

今日の東京は、時々雨が混じる曇り空。台風が近づいているせいでしょうか。冴えない天気です。それにしても今年は夏場から雨ばかりですね。折角の休日なのに、もったいないことです。

さて、「福岡まち歩き」の続きです。

今回は、所用の合間をぬって、これまで行ったことのない古社を訪ねてみました。

写真は、筥崎宮(はこざきぐう)です。

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筥崎宮(筥崎八幡宮)は、宇佐(大分・宇佐市)、石清水(京都・八幡市)の両宮とともに「三大八幡宮」に数えられています。

創建は平安時代中頃の923年とか。鎌倉期の元寇(蒙古襲来)の際に神風が吹き、敵を打ち破ったことから厄除・勝運の神様として知られています。

写真は、国の重要文化財に指定されている楼門です。

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堂々たる建築ですね。この楼門は、1594年に筑前領主・小早川隆景が建立したものとか。建坪に比して屋根が極端に大きい豪壮さが特徴です。

見るからに頭でっかちな建物ですが、目の当たりにすると、その雄大さに圧倒されました。

掲げられた扁額には「敵国降伏」の文字が。これは、いかにも強そう。ご利益も期待できそうです。

楼門には、日本一を目指す福岡ソフトバンクの大きな垂れ幕がありました。さすが地元球団ですね。

参拝は、この楼門の外から本殿に向かって行います。

次の写真は、楼門と本殿の近くにある一之鳥居です。

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この鳥居は、1609年に福岡藩主・黒田長政が建立したもの。柱が三段に分かれた独特の造りをしています。これも国指定の重要文化財ですね。

骨太な鳥居で、ここから見る楼門の眺めが良かったです。

今回の旅で、最後にもう一つ古社を訪れました。筑前国一宮の住吉神社です。

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ここは「三大住吉」の一つに数えられていますね。あとの二つは、大阪の住吉大社、それに下関の住吉神社です。

福岡の住吉神社は、古来より航海の守護神として信仰されています。

朱塗りの柱が鮮やかな現在の本殿は、1623年(江戸時代前期)に黒田長政が造営したもの。国の重要文化財で、「住吉造り」と言われる神社建築最古の様式とされています。

訪れたのは夕方で、広い境内はひっそりとしていました。人気のない神社で参拝するのも、清々しい感じで良いものでした。

今回の福岡行きは、ほぼ、古社巡りの旅となってしまいました。福岡には古社が沢山あって、まだ訪れていない神社も多いです。特に世界遺産に登録された宗像大社には、是非訪れたいと思っています。

いま旅先の神社で、ご朱印を頂いています。お参りなのか、ご朱印集めなのか、よく分からない状況ですが、これからも古社巡りは続けていきたいと思います。

今回で「福岡まち歩き」は、お仕舞いです。次回は、札幌に出かけます。


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