今日は、はや5月の晦日。 通勤電車から眺める木々の緑も、次第に濃さを増したようです。
沿線の紫陽花も、花弁が次第に膨らんできました。
さて、佐賀焼き物散歩の続きです。
有田までやってきて、クルマを停めたのが深川製磁の駐車場。
その隣に建っているのが、有田異人館です。
1876(明治9)年に、陶磁器の豪商・田代助作が建てたもの。
木造2階建ての寄棟造り。 色合いと意匠が目を引く建物です。
かつて陶磁器を買い付けに訪れた外国人の宿泊・接待施設として利用されたものとか。
列柱を配したテラスとベランダを備え、半円形のアーチ窓が、なかなか素敵です。
この有田内山地区は、製磁町として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
通りを歩くと、陶磁器の工場や直売所、商店など古くからの建物が多くあり、見応えがあります。
また、有田焼の店を見て歩くのも楽しい。
ただ、日曜日に訪れたのに人影はまばら。 観光客も少なかった。
以前に来た時は、もっとヒトが歩いていたと記憶するのですが・・・。
その町の様子などは、次回に。
(佐賀焼き物散歩、続く)