庄内映画村オープンセットは88ha(東京ドーム20個分)もあって、とにかく広い。
しかも、夏の炎天下を歩くとなると、なかなか大変です。
ただ、エリアが幾つかに分かれていて、その間はバスで移動可能です。
下の写真は、オープンセットを撮ったお気に入りの一枚(宿場町エリア)。
エリアは「宿場町」「漁村・農村」「山間集落」の三つに分かれています。
今年4月から新たに「姥捨山エリア」が加わり、今夏から「戦国大手門エリア」がオープンの予定とか。
「姥捨山エリア」は、公開中の映画「デンデラ」(天顔大介監督)のセットを一般公開したもの。
「戦国大手門エリア」は、山梨県にある旧風林火山館の大手門を移築したものです(NHK大河ドラマ「江」などのロケで使われたもの)。
このように、新たなロケセットや見学施設を次々と整備していくことで、見学客(特にリピーター)を呼び込むという狙いです。
このあたりのビジネスモデルは、ディズニーランドなどのテーマパークと全く同じですね。
特に庄内映画村の場合は、映画などのロケ誘致を継続的に行って、ロケセットを新設したり既存のものを維持・保存し続ける必要があります。
キャッチフレーズは「サムライワールド・プロジェクト」、目指すは「日本のハリウッド」。
時代劇を中心にいかに映画振興に寄与していくか、さらに観光振興(フィルム・ツーリズム)の視点からも今後の庄内映画村の展開が楽しみです。
写真は、宿場町エリアで庄内藩殺陣乃会のメンバーの一人を撮ったもの。
なかなか、さまになっています。