10月に入って、涼しくなってきました。 秋も、いよいよ本番ですね。
先週は、2件の講演依頼がありました。
どちらも大学から。 一つは、富山県の大学の特別講義で、久しぶりに初冬の立山が見られそう。
もう一つは、神奈川県の大学で「大山詣で」を昔のような賑わいに復活させたい、というシンポジウム。 そこで地域ツーリズムの基調講演をやります。
さて、十勝まち歩きの続きです。
写真は、JR帯広駅前で行われた「とかちマルシェ」で撮った「おびひろ極上水」です。
このペットボトル水は、帯広市の水道水を詰めたもの。
何しろ帯広市は、1985年に旧厚生省が選定した「水道水のおいしい都市(32市)」の一つ。
水が良いところは、農作物や料理も美味いのが相場。
この点で、水のおいしい帯広市は、地域ブランド化に打ってつけのまちと言えます。
最近、全国の自治体で自らの水道水をペットボトルで売り出すところが増えています。
帯広市(おびひろ極上水)や熊本市(熊本水物語)、高岡市(高岡の水)など、かねてより評判の水道水が売り出されています。
その一方、大阪市の「ほんまや」は、高度浄水処理された水道水で味の良さをアピールしています。
この「ほんまや」は、モンドセレクション2011で金賞を受賞して大きな話題となりました。
このように、水道水も地域ブランド化の時代に入ってきています。
どうぞ、皆さんも旅行先で、その土地の水道水ペットボトルを飲んでみてください。
きっと、感激する味に出会えますよ。
(十勝の項、続く)