今日は祭日で、久しぶりに一日、家にいました。
我が家のシンボルツリー「ヤマボウシ」が随分と色づいてきました。
この木は、山に行けば自然に生えている雑木ですが、新緑、花、実、紅葉と年に何度も楽しませてくれます。
居間から、この木を眺めていると、世事に追われる毎日を忘れてしまいますね。
木が持つ癒し効果は、大したものです。
さて、高岡(富山県)は瑞龍寺の続きです。
写真は、国宝・法堂を撮ったもの。
明暦年間(1655〜57年)の築で、伽藍のなかでは最大の建物(建坪186坪)です。
法堂は、禅宗以外では講堂と呼ばれ仏教教義を講義する場所ですね。
この建物は、総檜造りの入母屋造、銅板葺き。
加賀藩二代藩主・前田利長の位牌を中央奥に配しています。
下の写真は、大庫裡のなかの竃です。
この寺院は、伽藍配置と言い、一つひとつの建物と言い、誠に優れた造形美を持っています。
確かに一見の価値がありました。
高岡の奥深さが、よくわかる歴史・文化遺産の一つです。
(高岡の項、続く)