観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

松本(信州)街歩き#9(マンホールのデザインなど&旅の終わり)

1泊2日での松本の街歩きも、そろそろお仕舞いです。

街なかの何処からでも高い山が見え、清涼な湧水が湧き出る環境は、まるで別世界のようでした。

それに街全体に文化的な香りが漂っているのもいいですね。

これまで松本は、周辺の山や高原、温泉などへの通過点という印象を持っていました。でも今回久しぶりに訪れて、このような街なら、また来てみたいと思いました。

観光振興の要諦は、いかにリピーターを増やすかにあります。この点で、松本には"また来てみたい"と思わせるだけの魅力が備わっていますね。

今ある資源を大切に活用し、一層の磨きをかけていけば更に素晴らしい街になると思います。

最後に、今回の街歩きで撮った写真を3枚載せます。

一枚目は、マンホールの蓋です。

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当地の伝統民芸品「松本手まり」がデザインされています。綺麗なカラーの蓋ですね。色違いのものもあって、街歩きが楽しくなりました。

海外では、こんな洒落たマンホールの蓋はありません。日本では、各地で特色あるデザインのものを作っていますが、松本のものは多様な色遣いでセンスが良いですね。感心しました。

二枚目は、円筒型ポストがある風景です。

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円筒型ポストは、昭和24(1945)年から昭和45(1970)年頃まで使われていました。

今では現役のものが少なくなっていますが、松本では結構見かけることが出来ました。これは、まだまだ、活用していって欲しいですね。なかなか絵になります。

三枚目は「本町えびす」です。

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JR松本駅の東400mにある道標です。

駅から来て、ここを左に曲がれば松本城に至ります。

市内には他にも道標があちこちにありますね。これらは実用面はもとより、街並みのアクセントとしても有用だと思います。

松本の街歩き、かなり歩きましたが、飽きるどころか結構面白かったです。皆さんにも、是非お勧めしたい街ですね。

最後に、お堀に浮かぶ松本城の写真を一枚貼って、当地とお別れします。ここには機会をみつけて、また来たいと思います。

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