前回の続きです。
帯広の中心街「北の屋台」の料理店で、たまたま地元のシニア男性4人組と同席しました。いろいろ話をしているうちに、翌日昼にジンギスカン・パーティをやるので一緒にどうぞ、とお招きを受けることになりました。
どうやら、十勝の観光や特産物ブランド等について話したことに興味を持たれたようです。
その翌日、宿泊先(北海道ホテル)にほど近い酒屋で日本酒(一升瓶)を購入、手土産としました。
集合時間は午前11時30分。場所は、池田町(ワイン産地として有名です)にある4人組の一人、Sさんの自宅前です。
帯広から池田町までは、クルマで30〜40分ほどで到着。最近はナビがあるので、楽ですね。
Sさんの自宅前には葡萄棚があって、その下に花崗岩でできたテーブルが設えてありました。
早速にジンギスカンを開始、その様子は、次の写真のようです。
なかなか豪快ですね。他にも焼き場があって、そこでは秋刀魚が焼かれていました。
ジンギスカンと秋刀魚、それに池田町産のワイン。天気は良くて、ブドウ棚の下は快適でした。
話題は専ら、十勝の農畜水産物や観光などのこと。シシャモがなかなか採れなくなったとか、公営住宅が沢山空いているので、都会から人を誘致したらどうか、などなど。
いま話題の外国人観光客は、十勝にはまだそれほど来ていないそう。また、外国人の土地買いも、十勝では余り聞かないそうです。
話は止まることなく、聞いているだけでも面白かったです。
幻のジャガイモ・ブランド"インカのめざめ"の話が出たら、Sさんが作っていて収穫したものがあるとのこと。
貴重な"インカのめざめ"の他、トウガラシやピーマン、トマトなどを沢山お土産に頂きました。
また、蝦夷鹿の立派な角とワイン(池田町産)も土産に頂くことになりました。
蝦夷鹿の角は、山を歩いていると、ごく普通に落ちているらしいです。踏むと危ないので持って帰るそう。
この鹿角を持って帰途につきましたが、すれ違う人にジロジロみられるしで、飛行機に預けたあと、家まで辿り着くのがひと苦労でした。
およそ1時間半ほどのパーティーでしたが、十勝の人たちのおもてなしは素晴らしかったです。地域の人たちの地元愛の強さもよく理解できました。
これからも十勝の大ファンとして、微力ながらお返しが出来ればと思っています。