先週、選抜高校野球2020の出場校(32校)が決まりましたね。
個人的には、帯広農業高校(北海道)の21世紀枠での選出がとても嬉しかったです。
1982年の夏以来、甲子園には38年ぶりの出場とか(春は初出場です)。
日本各地のなかで十勝・帯広の風土が好きで、年に1回は必ずといってよいくらいに訪れています。
帯広農業高校には、昨年の初夏に初めて訪れました。
同校の敷地内にあるカラマツの並木(防風林)が何とも素晴らしいと聞き、それを見学してきました。
写真は、そのカラマツの並木(全長420m)を撮ったものです。
ただし、帯広農業高校の敷地は、東京ドーム23.5個分の広さがあります。
おかげで自力ではカラマツ並木までたどり着けず、迷子になってしまいました。
野球グラウンドの近くをウロウロしていて、近くにいた生徒さんに方角と場所を教えてもらって、ようやくたどり着くことができました。
その際にグラウンド内から大きな声で挨拶してくれた野球部員の元気さには、びっくりしました。
今思い起こせば、バックネットに「めざせ甲子園出場」といったような幕が張られていましたね。
その時は、それほどの強豪校とはつゆ知らず、でしたが。
それにしても、この高校の生徒さんは、みな礼儀正しくて親切ですね。 とても雰囲気の良い素晴らしい学校です。
風に鳴るカラマツの並木を見上げながら暫く散策しましたが、心身ともに癒されるようでした。
白樺も綺麗に並んで植えてありました。
校内(敷地)への立ち入りは自由のようで、都会の学校のような塀とか門扉などは見当たりません。
何ともおおらかで、都会のせせこましい生活を送る身からすると羨ましい限りです。
なお、帯広農業高校のOGに漫画家の荒川弘(女性です)がいます。
彼女が描いた人気の連載漫画「銀の匙 Silver Spoon」の舞台(大蝦夷農業高校)は、ここ帯広農業高校がモデルとなっています。
2018年、夏の甲子園で活躍した金足農業高校(秋田県)と同じくらいの活躍を帯広農業高校にも期待したいと思っています。
ちなみに、今春のセンバツで北海道代表は、白樺学園高校となりました。
白樺学園高校は芽室町にあり、私の好きな十勝地方から2校の出場となります。
この春の楽しみが一挙に増えて、とても嬉しく思っています。