観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#258(アジア大陸最南端の地、セントーサ島)

昨日のシンガポールは、昼前にひと雨降りました。気温が高めなのか、いつもより暑さが堪える一日でした。

夕方、出迎えのためチャンギ空港へ。このところ、かなりの頻度で空港詣でを繰り返しています。それだけ来客や出張等が多いということで、当方にとっては何とも嬉しい(?)ことです。

さて、今回は、昨日アップしたセントーサ島のパラワン・ビーチの続きです。

パラワン・ビーチを歩いていると、少し離れた小島との間に吊り橋がかかっていました。写真で見ると、こんな感じです。

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吊り橋の先の小島には、ツインの展望塔が建っています。なかなか面白そうな仕掛けなので、早速、吊り橋を渡ってみました。橋の入り口は、こんな様子です。なかなかワイルドな感じでした。

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吊り橋を渡りきったところにあったのが、写真の掲示板。どうやら、ここは「アジア大陸最南端の地」らしい。

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俄かには信じられなかったのですが、別の掲示板には地図があって、最南端であることを示してありました。

いよいよ、アジア大陸の最南端まで来たか、とわずかながらも感慨を覚えました。でも、まさかシンガポールにそんなポイント(地点)があったとは。これまで全く知らなかったですね。

小島にある展望塔からの眺めは、とても良かったです。

外洋には、抜けるような青空のもと、沢山の船が停泊していました。

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反対側には、いま渡ってきた吊り橋が見えました。

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この展望塔から見る景観は、とても素晴らしいものでした。「アジア大陸最南端の地」に足跡(あしあと)を残すのも、また愉快なことです。ここは、お勧めのスポットですね。

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シンガポール街歩き#257(海と空を見にセントーサ島まで)

昨日のシンガポールは、レイバーデー(労働節)の祝日でした。3連休の最終日は、朝からとても良い天気。少し気分を変えようと、セントーサ島に海を見に出かけました。

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セントーサ島は本島から約600m沖合に浮かぶ、東西4km、南北1.5kmの島です。かねてからシンガポール政府の観光政策に基づき、一大リゾート地として整備されてきました。

本島とは道路(橋?)で繋がっていてクルマの他、モノレールやケーブルカー、それに徒歩でも渡れます。私がこの島に行くときは、だいたい、行きはボードウォークを歩き、帰りは無料のモノレールを利用しています。

向かったのは、島の南端にあるパラワン・ビーチ。本島のビジネス街からもさほど離れていませんが、こんな景観が広がっていました。

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砂浜は、かなりの広さ。それに砂も綺麗です。当地では珍しい美しいビーチが広がっています。また、椰子の木もあったりで、南国の景観を堪能できました。

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抜けるような青空のもとで、海も蒼色でした。シンガポールには本格的なビーチはないと聞いていましたが、ここは素晴らしいですね。

ビーチで遊ぶ人の数も、さほど多くもなくとても気持ちが良かったです。

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ここなら、また来てみたくなりますね。

蒼い海と青い空、それに真っ白な雲を一人占めできます。

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次に来るときは、泳ぐ用意をしてこようと思いました。とても開放感があって、気分転換できました。でも、本当に暑かった。


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シンガポール街歩き#256(見送りにチャンギ空港まで)

気がつけば、今日から5月(皐月)。時間がたつのは本当に疾いですね。

昨日のシンガポール、日中はとても良い天気でした。知らないうちに雨季が終わった感じがします。

昨日は、朝からチャンギ空港まで来星客の見送りに出かけました。当地に赴任してから、一体何回チャンギ空港に足を運んだことやら。まあ、空港や飛行機が好きなので飽きることはないですが・・・。

日本へと帰国する客人を見送ったあとは、いつものように空港内を散策しました。写真は、第3ターミナルの様子です。広々としたターミナルなので目立ちませんが、朝からそこそこの賑わいでした。それにしても、機能的かつ綺麗なターミナルで感心します。日本の空港も見習うべき点が多いですね。

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このあと、3タミの地下にあるフードコートでひと休み。肉まん(Chicken Big Pao)と蓮の実餡の包子(Lotus Paste Pao)、それにコピ(kopi)をいただきました。写真は売り場の様子を撮ったものです。

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下の写真の組み合わせは、軽めで、しかも結構美味しくて気に入っています。お代は、合計でわずか3.5s$(約300円)でした。

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当地に駐在している間に、なるべく沢山のローカルフードを食べておきたいと思いながら帰途につきました。


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シンガポール街歩き#255(タンジョン・パガーの果物屋さん)

日本では、いよいよ大型連休が始まりましたね。シンガポールにやって来る日本人観光客も多くなることでしょう。

シンガポールでは、日本のゴールデンウィークのような大型連休はありません。以前にも、このブログで書きましたが、日本の祝日は世界的に見ても多いです(年間16日で世界第2位)。でも、皆んなが同時に休む祝日はむしろ減らして、有給休暇を完全消化する方が合理的だと思うのですが。

まあ日本の場合、沢山ある祝日も仕事を休み、有給休暇も完全消化となると、休み過ぎになるかもしれません。それを補うために残業するとなると本末転倒だし。要は、個人が自由に休暇を取れるような「働き方改革」(or 休み方改革)が必要だと思うのです。

祝日が少ないシンガポール勤務者のやっかみ(?)はこれくらいにして、街歩きの続きです。

写真は、シンガポールの中心部MRTタンジョン・パガー駅近くにある果物屋さんです。なかなかカラフルな店先ですね。

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ここには数軒の果物屋さんが軒を連ねています。新鮮な果物をリーズナブルな値段で売っているので、近くに来ると必ず覗くようにしています。

このところ旬のマンゴーをよく食べています。今回買ったのも、タイ産マンゴー(写真の黄色の果物です)。お代は、3つで8s$(640円ほと)でした。

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ドリアン(写真の緑色の果物)もシーズンのようですが、まだ食べたことがありません。独特の匂いが嫌で食わず嫌い。でも、こちらにいる間に一度はトライしてみたいと思っています。


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シンガポール街歩き#254(スカイウェイで空中散歩)

昨夜は、ラオパサ(ホーカー)で夕食でした。日本からやってきたご家族連れのリクエストで、ご一緒しました。週末夜のラオパサは、結構な混み具合。シンガポールで来星客に東南アジアの雰囲気を感じてもらうには、ラオパサはちょうどいいですね。

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さて「シンガポール街歩き」の続きです。

先週末、これまた来客の案内でガーデンズ・バイ・ザ・ベイにあるスカイウェイを渡ってきました。ここを渡るのは本当に久しぶりです。

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スカイウェイは、2本のスーパーツリーを結ぶ高さ22mの吊り橋です。全長は128mあって、橋の真ん中あたりは幅が狭くなっています。かなりの高さと、金網状の床で結構なスリルを味わえます。

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吊り橋からは、マリーナベイサンズやシンガポールフライヤー(観覧車)などが見え、とても素晴らしい景観が広がっていました。

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ただし、高いところがダメな人には、やや辛いかもしれません。吊り橋なので、少し揺れますしね。

でも、とても気分がよい空中体験なので、また機会をみて訪れたいと思います。


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シンガポール街歩き#253(マーライオンを見にシンガポール観光庁へ)

昨日は親しい客人を出迎えるため、早朝にチャンギ空港まで出かけました。まだ連休前ですが、日本からの飛行機は家族連れの姿も多かったです。空港は出迎えの人が多くいて、華やかな雰囲気に包まれていました。空港の持つ空気感は独特ですね。晴れやかで、なかなか良いものです。

さて、今回はシンガポールのシンボル、マーライオンについてです。

シンガポールには、全部で7つの公式マーライオンがいます。順に挙げてみましょう。

①マリーナベイのマーライオン(一番有名で、水を吐いています)

②マリーナベイの小マーライオン(①の後ろにいます)

マーライオン・タワー(セントーサ島

④マウント・フェーバー山頂のマーライオン

シンガポール観光庁マーライオン

⑥アンモキオの双子マーライオン(2ついます)

このうち、まだ見たことがない「⑤シンガポール観光庁マーライオン」を見学して来ました。写真は、観光庁の正面玄関前にいるマーライオンです。

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顔付きが独特で、やや強面な雰囲気があります。こんなところにマーライオンが、という感じの場所のせいか、私の他に見学者はいませんでした。まあ、観光名所ではないので当然ですが。

これで①から⑤までのマーライオンは全て見学したことになります。残るは「⑥アンモキオの双子マーライオン」のみ。当地に駐在している間には、全てのマーライオンを見ておきたいと思っています。

ちなみに、シンガポール観光庁はタングリン・モール(タングリン・ロード)のすぐ近くにあります。次の写真のような立派なビルに入っていました。さすが観光大国シンガポールです。

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シンガポール街歩き#252(レインツリーを見にオーチャード・ブルバードへ)

昨日も余り天気が良くない一日でした。仕事は淡々と終わって(いつものことですが)、珍しく早めに帰宅しました。可もなく不可もない平穏な一日が、じつは一番幸せですね。

さて、今回も「シンガポール街歩き」の続きです。

シンガポールで街路樹の代表選手と言えば、レインツリーです。チャンギ空港から市内へとクルマを走らせると、大きく枝を広げたレインツリーの街路樹が出迎えてくれます。常夏の庭園都市国家・シンガポールを象徴するような素晴らしい景観と言えます。

レインツリーは、別名モンキーポッドとかアメリネムノキと呼ばれています。「日立の樹」で有名なハワイ・オアフ島にある大樹もレインツリーですね。

私は、この大きく枝を広げたレインツリーの大樹が好きで、あちこち探しては会いに出かけています。つい先日も、レインツリーが綺麗な街路樹を形成しているオーチャード・ブルバードを歩いてきました。写真のように、歩きやすくて、とても気持ちの良い散歩道です。

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レインツリー(Rain Tree)の名前は、降雨時に葉が閉じることから付けられたものとか。なかなか詩的な感じがする名前ですね。

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日曜日だったせいかクルマも少なく、のんびりとウォーキングが出来ました。この木は、年に2回(5月と11月)花を咲かせます。まもなく5月、次は花を付けたレインツリーを見に来たいと思います。

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