今朝の東京は雨模様で、気温もやや低め。
今週から私の仕事場でもクールビズです。 例年より1ヶ月早めで、国が率先して節電対応のために提唱したもの。
ネクタイを外すと何やら解放感があって、発想も新鮮になりそうです。
この震災を契機に、日本人の消費行動や消費への考え方が大きく変わってきそうです。 観光分野においても例外ではなく、日本人の消費行動の変化に応じた観光商品や地域づくりが求められてくると思います。
具体的には、このブログで何回も取り上げたエシカル消費(道徳的、倫理的消費)の一般化が挙げられます。 社会的課題への対応や解決等を織り込んだ消費活動の活発化が、日本人の観光行動にも大きく影響してくるのは間違いないところです。
また、ソーシャルメディアを活用したソーシャルコマースへの取り組みが重要度を増してくると思います。 これについても、地域の人々が消費者や潜在的観光客へ、いかにアプローチしていくか、考えるべき論点は無数にあります。
これらについて、このブログで私の考えをおいおい書き込んでいくつもりです。
さて、近江まち歩きも今回で一応終わります。
今回は、近江八幡や彦根などを中心に近江(滋賀県)のごく一部を巡ってきました。
最後に、印象に残った風景と建物を二つ紹介しておきます。
一つは、八幡堀(近江八幡市)。 写真は、堀巡りの舟を浮かべた八幡堀を撮ったもの。
もう一つは、彦根城(彦根市)の天秤櫓と廊下橋。 ここは時代劇のロケに、よく使われていますね。 天秤櫓は長浜城から移築したものらしい。 左右対称に一対の隅櫓を構えて「天びんばかり」のような形をした建物、それに廊下のような橋が架かっています。