今日も猛烈に暑い東京です。
朝の通勤電車は、夏休み本番なのに、まだまだ混んでいます。
30数年ぶりに、たつの市議をしている高校時代の同級生などに会いました。
歳を経ると、自分が生まれ育った田舎や旧友が懐かしくなりますね。
余談ながら、たつの市は1市3町が合併してできたまちです。
中心は旧・龍野市。 たつの市という平仮名地名にした理由はあるのでしょうが、何とも印象の薄い地名となったと感じるのは私だけではないと思います。
私は、観光や地域ブランドを専門にしていますが、全国の自治体で次々と市町村合併が行われていくことに、懸念を抱いてきました。
地域の歴史性や生活文化などの多様性を確保していくことが、これからの日本にとって極めて大事となるからです(3・11震災以降は特にです)。
この点で、やみくもな市町村合併は、それらを破壊する心配があります。
また折角築いてきた、文化性やブランド力などが毀損される恐れすらあります。
なかでも地名は、大事です。 合併する市町村間の折衷案で、安易に自治体名を決めることは大きな禍根を残すことになりかねません。 余ほど慎重に進めていくことが必要です。
この点について興味のある方は、拙著をご覧頂ければ幸いです。
さて、前回のブログで紹介した阿佐谷七夕まつりの会場(商店街)近くに杉並区役所(東京都)があります。
この庁舎を撮ったのが下の写真です。
杉並区役所が夏場に緑のカーテンを作り始めて4年目とか。
今年も見事な緑のカーテンが出来上がっていました。
4月にヘチマ、キュウリ、朝顔の苗を植えたプランターを置き、育ててきたもの。
今年は、節電であちこちに緑のカーテンが出来ていますが、この区役所のものは、とても立派です。
通り過ぎる人たちも皆、上を見上げて感嘆していました。