前回、紹介したクラウドフォレスの隣に、もうひとつのハイテク植物園・フラワードームがあります。
こちらは、中の気温が23〜25°Cの設定です。地中海沿岸と半砂漠地帯の冷涼で乾燥した気候帯を再現したものとか。
写真は、オーストラリア原産のボトルツリー。丸々と太った幹が特徴的です。
樹齢500年以上のオリーブの木は、神々しささえ感じます。その木を見ながら食事が出来るのも、なかなかの演出です。
季節の花として菊が展示されていました。日本とは少し展示方法が異なるようですが、ボリューム感がありますね。
前回のクラウドフォレストもそうでしたが、室内植物園としてのスケールの大きさはかなりのものです。
シンガポールの凄さは、自国に無いものを人工的に、かつ大規模に造ってしまうことでしょう。
これは国づくりの、あらゆる面で見られる現象です。
この手法(政策)こそが、シンガポールに活力と豊かさをもたらしている最大の要因ではないかと思います。
当地に住んで4ヶ月経ちましたが、一層この国に興味を持つようになりました。