いま、札幌市は「日本新三大夜景都市」に認定されています。
認定団体は(一社)夜景観光コンベンション・ビュローですね。
直近の認定は2018年で、(第1位)長崎市、(第2位)札幌市、(第3位)北九州市が選ばれています。3年毎に見直しがなされるそう。
シンガポールに赴任していたころ、その素晴らしい夜景にハマってしまい、あちこち歩いては大量の写真を撮りだめしました(この日記ブログでも、その一部を公開しています)。
国際観光が主要産業であるシンガポールでは、美しい夜景の創造に格別の力を注いでいましたね。
一方で、日本を訪れた外国人からは、夜の過ごし方で時間を持て余すとよく言われます。
カジノなどナイトスポットの整備も大事かもしれませんが、それと同じくらい、いやそれ以上に美しい夜景の創造が重要だと思います。
その点で、札幌市は第2位となるだけあって、夜景の素晴らしさはかなりのものですね。
この街を訪れると、必ずといっていいほど、街なかの夜景を見て歩くことにしています。
写真は、大通り公園に建つテレビ塔です。
昼間とは、まるで違った景観になりますね。
池越しに彩色が変化するので、見ていて飽きません。
次は、時計台を撮ったもの。
夜は周りの高層ビルが目立たなくなるので、時計台だけが浮かびあがって見えます。これも夜ならではの景観ですね。
3枚目は、ニッカの看板を中心にススキノを撮ったもの。
札幌に来ると、この看板に挨拶したくなります。
この3つが、私がいつも見に行く定番の夜景となっています。
ところで今回は、ビルの間に挟まったように見えるキャラクターを撮影してきました。
その様子は、こんな感じです。
あとで調べてみると、ここは再開発された「さっぽろ創世スクエア」というビルらしい。そのなかに入居しているHTB(北海道テレビ放送)のマスコット・キャラクター" onちゃん"がビルの間から顔を出しているのだとか。
写真をよく見ると、右目がo、左目がnとなっています。
評価は様々でしょうが、これは面白い試みだと思いますね。こんな遊び心が、人の心を捉えるのではと感心しました。
次に来るときは、もっと近くで観察したいと思います。
話はそれましたが、観光にとって夜景は大きな資源となり得ます。夜の街歩きも結構楽しい、と思わせることが出来れば、しめたものだと思いますよ。
書き忘れるところでしたが、藻岩山からの夜景を久しぶりに見たいと思いました。ここから見る札幌の夜景も綺麗でおススメです。