鹿児島といえば、桜島に温泉、それに何といっても焼酎ですね。
今回の旅では、久しぶりに焼酎で一人酒を楽しんできました。
出かけたのは、天文館の七味小路にある「家のじ」。
地元の知人から教えてもらった居酒屋で、鹿児島に行くと、ここで焼酎を呑むことが多いです。
転勤で当地に在住していた頃、焼酎の蔵元巡りをしたこともあったりで、銘柄にはそこそこ詳しくなりました。
今回久しぶりに呑んだのが「薩摩茶屋」です。
よくプレミア芋焼酎として3M(森伊蔵、魔王、村尾)が取り上げられますね。
この「薩摩茶屋」は、「村尾」の醸造元(村尾酒造)のレギュラー酒です。
ここは薩摩川内市にある小さな蔵元で、芋焼酎の「村尾」と「薩摩茶屋」、麦焼酎の「むんのら」の3銘柄を造っています。
なかでも「村尾」は、人気が出過ぎて今では入手が困難となってしまいました。 それに買うのも躊躇するくらい高く売られています。
それに比べて「薩摩茶屋」は、まだ手に入りやすいですね。 飲み口もまろやか、スッキリ系なので個人的には一押しの銘柄です。
この日は、他に「六代目百合」(甑島・塩田酒造)と「三岳」(屋久島・三岳酒造)なども呑んでみました。
甑島や屋久島へ出かけた時のことを思い出しながら呑むと、何とも懐かしかったです。
料理は、きびなご、さつま揚げ、地鶏、黒豚などが少しづつ出てくるという「薩摩コース」(@2,480円)をお願いしました。
出てきた料理は、こんな感じですね。
昔は、この店で屋久島沖で獲れたての「首折れサバ」の刺身をたべるのが楽しみでしたが、当日はメニューになくて残念でした。
酒や料理は、その素材が土地の風土を反映しているので、現地で食べたり、呑んだりするのが一番ですね。
書いているうちに、また鹿児島に出かけたくなってきました。
食の魅力は、観光振興(旅客誘致)にも大いに役立っているようです。