観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

高岡・富山まち歩きNo.7(高岡・山町筋の町並み、富山銀行本店)

久しぶりのブログ更新です。

この1週間は、あちこち出かけたり、講演等の準備でバタバタしていました。

今日と明日の2日間、兵庫県姫路市で「B級グルメの祭典・B-1グランプリ」が開催されますね。

故郷の隣町での開催なので、是非とも取材に行きたかったのですが・・・。

明日は、神奈川県伊勢原市産業能率大学で行われるフォーラム「大山魅力再発見」で基調講演を行う予定です。


さて、富山県高岡市のまち歩きの続きです。

高岡市の歴史的町並み(山町筋)のなかで、一際目立つのが富山銀行本店建物。


大正4(1915)年に、旧高岡共立銀行本店として建てられたもの。

設計は、辰野金吾(JR東京駅の設計者)の監修のもと清水組の田辺淳吉が担当しています。

ルネッサンス様式の赤レンガ造り(イギリス積み)。 

柱や窓まわりは白御影とか。

どことなく東京駅に似ているように感じますね。

なかなか立派な西洋建築ですが、山町筋の土蔵造りの町家と並んでも特に違和感は感じません。

地元では「赤レンガの銀行」と言われて親しまれているとか。

商業で栄え、豊かな高岡を象徴するような本格的建造物です。

                               (高岡の項、続く)