観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

京都まち歩き#5(夜の八坂神社あたり)

昨日(4日)は仕事始めでした。朝の通勤電車は、いつもより空いていました。今週一杯は、正月休みの会社が多いのでしょうか。

さて、今回も京都まち歩きの続きとなります。

所用で出かけた京都で漸く自由時間となったのは、夜の21時頃。そのまま宿舎に戻るのも勿体ないので、八坂神社にお参りすることにしました。

この神社はいつも開放されているので、散歩がてら夜にお参りすることが多いです。

写真は八坂神社の西楼門。ライトアップされた朱色が鮮やかで、とても綺麗でした。

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八坂神社は、京都盆地の東の外れ、四条通りの突き当たりに鎮座する古社ですね。全国2300社におよぶ"祇園さん"の総本社でもあります。

この西楼門は1497年の建築で、国の重要文化財に指定されています。元々は、もう少し向かって右手の方に建てられていたそう。市電の開通時に四条通りが拡幅されたので、通りの正面となるように現在地へと移築されたのだとか。

景観に配慮する京都らしさが、とてもよく出た話ですね。さすがです。

境内は暗くて、漸く撮れたのが次の写真です。

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本殿の前にある舞殿には、沢山の提灯が並んでいて壮観でした。

次の写真は石塀小路を撮ったもの(やや暗いですが・・・)。

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石塀小路は八坂神社を南に下がり、高台寺へと向かう途中にあります。ここが出来たのは、さほど昔の話ではないらしい。

道に敷いてある石畳は、市電が廃止された後の石材を持ってきたものだそう。それにしても、今ではなかなか良い雰囲気の小路となっています。

ここを過ぎて、さらに少し南に下ったところにあるのが"八坂の塔"です。

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法観寺臨済宗建仁寺派五重塔で、1440年に足利義教が再建したものだとか。その高さは46m。国の重要文化財ですね。

この塔は周辺のランドマークとなっていて、今では東山の景観に欠かせない風景となっています。

夜はライトアップされていて、坂道の下から見上げる景観が何とも言えず良かったです。

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京都の夜のまち歩きは、昼間とは少し違う風景が見られて結構楽しいですね。

今回最後の写真は、祇園の白川べりで見た紅葉です。訪れたのは師走も半ばでしたが、まだ結構綺麗でした。

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(京都まち歩き、続きます)


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