前回のブログに書いた ”石塀小路” から、さらに南へと少し下がったところにあるのが ”八坂の塔” です。
法観寺(臨済宗建仁寺派)五重塔で、室町幕府6代将軍・足利義教が1440年に再建したものとか。
今は国の重要文化財に指定されています。
その高さは46m(一説には49m)で、東寺(京都)、興福寺(奈良)の五重塔に次ぐ高さだそう。
この塔は周辺のランドマークとなっていて、今では東山の景観に欠かせない建造物として知られています。
写真の手前に写っているのは ”文の助茶屋” です。
落語家・二代目桂文之助が開業した甘味屋さんですね。
このように京都には、至るところに絵になる(フォトジェニックな)風景や景観があります。
でも残念なことに、いかにアングルを工夫して撮っても電線や電柱が入ってしまうことが多い。
古都・京都に電柱(&電線)は似合いませんね。
日本が観光立国を目指す以上は、景観等に配慮して電線の地中化を積極的に推進して欲しいと思います。