観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

シンガポール街歩き#287(夕暮れのラオ・パ・サ & ソフィテル・ソー・シンガポール辺り)

久しぶりのブログ更新です。

ラオ・パ・サ・フェスティバル・マーケットは、ビジネス街のど真ん中にあるホーカーズ。

職場が入っているビルの斜向かいにあるので、平日のランチはほとんど毎回ここで食べています。

黄昏時の19時過ぎ。たまたま前を通りかかったので写真を撮ってきました。

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八角形のビクトリア調の建物は、高層ビルの中にあっても目立っています。なかなか絵になりますね。

確かに、この建物には一見の価値があります。特に夕暮れ時の景観は、素晴らしいです。

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その南側を走るブーン・タット・ストリートでは、夕方以降、サテー(マレー風焼鳥)を焼く屋台が並びます。

久しぶりに、それを白黒写真で撮ってみました。

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そして、サテーを焼く様子は、こんな感じです。かなり煙が立ち込めていました。

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シンガポールの近代化の過程で、路上の屋台は姿を消しましたが、ここだけは別のよう。今では当地で東南アジアの喧噪が感じられる貴重な場所となっています。

ラオ・パ・サの隣にあるのが、ソフィテル・ソー・シンガポール

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1927年建造の石造りの歴史的ビル(建築遺産)をリノベートしたフランス系のホテルですね。ライトアップされたファサードがとても素敵です。

シンガポールの中でも、この辺りは私の好きな街並みのひとつです。


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シンガポール街歩き#286(ケオン・サイク・ロードの夜景@チャイナタウン)

久しぶりのブログ更新となりました。

チャイナタウンの夜景を撮りに出かけました。出かけたのは、ケオン・サイク・ロード。

ここから見る景観は、いかにもシンガポールらしくて気に入っています。

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道の両側に建ち並ぶのは、色とりどりのショップハウスです。1階にはレストランやカフェ、バーなどが入っているところが多いですね。

左手の建物は、よく知られた"東亜ビル"。夜になると、かなりの賑わいとなります。

奥に見えるのは、高層のHDB(公営団地)ピナクル・アット・ダクストンです。特徴的な外観が目立っていますね。

ここの50階にあるスカイブリッジは、展望スポットとして一般開放されているそう。当地に駐在しているあいだに、一度は上がってみたいと思います。

ケオン・サイク・ロードを歩いていると、やや小ぶりのヒンズー教寺院がありました。

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チャイナタウンにヒンズー教寺院ですが、違和感なく収まっています。

文化や宗教等の多様性は、シンガポールの主たる存立基盤の一つです。

シンガポールは国としての歴史が浅く、文化も大したものがないと、しばしば揶揄されます。でも、実際に住んで、あちこち丁寧に見て回ると、文化面の多様性など、なかなか奥の深い国であることに気づきます。この国には、飽きることがない面白さがあります。


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シンガポール街歩き#285(カラフルなMICAビル@クラーク・キー)

前回のブログでは、シンガポール川河畔のクラーク・キーを紹介しました。

今回は、同じくクラーク・キーにあるMICAビルディングの紹介です。

MICAとは、シンガポール情報通信芸術省(Ministry of Communications and Information)のこと。そのMICAが入っているビルは、とてもカラフルなことで知られています。

シンガポール河畔から撮った夜の景観は、こんな感じですね。

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ここは"旧ヒル・ストリート警察署"の建物だったとか。

旧警察署のいかめしさを緩和するために、外観(窓)をカラフルに塗り分けたとのもっぱらの噂です。

この建物、6階建てで、窓が927もあるそう。それを赤、青、黄、緑、紫の5色に塗り分けているとか。

昼間に見てもよく目立ちますが、夜にライトアップされると一層綺麗な輝きを放っています。

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場所は、ヒル・ストリートとリバー・バレー・ロードが交差するところ。カラフルなビルなので、すぐに見つけられます。きっと、一見の価値がありますよ。

この写真は、たまたま日曜日の夜に撮ったのですが、ライトアップされない日もあるようなので、見に行く際はご注意ください。

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シンガポール街歩き#284(クラーク・キーの夜景)

仕事が終わる夕暮れどき、常夏のシンガポールもさすがに凌ぎやすくなります。

こんなときは、たまに歩いて帰宅しています。辿るのは、シンガポール川沿いの遊歩道。

ここからは、歴史的建造物とか、ショップ・ハウスを活かしたレストランなどが間近に見えて、歩いていても飽きることがありません。

写真は、シンガポール川を少し遡ったところにあるクラーク・キーです。

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ここにはレストランなどの飲食店が多数集積していて、当地の一大ナイトスポットとなっています。

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川面を小型の遊覧船などが行き交う様子は、なかなか風情があります。川岸には、沢山の人が座って夕涼みをしていました。

レストラン街の入り口あたりは、こんな洒落た感じになっています。

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中にはいっていくと、噴水がありました。照明の色が、いろいろと変化するので、噴水も見飽きません。

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クラーク・キーの夜景は、やや派手かもしれませんが、シンガポール川沿いを歩きながら観察するのは結構面白いですね。

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シンガポール街歩き#283(マリーナ・ベイの夜景)

このところ、あちこち歩いてはシンガポールの夜景を撮っています。当地の夜の景観は、どこもそれなりの雰囲気があって素敵です。

この写真は、高層ビルが建ち並ぶビジネス街をマリーナ・ベイ・サンズ側から撮ったものです。

たまたまベイ・サンズでの所用を終えて外に出たところ、夜景の美しさに驚きました。夜の景観は、シンガポールの大きな魅力の一つですね。

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これから、もっとシンガポールの夜景を撮っていこうと思っています。

でも、その前に写真の腕を磨かないといけませんね。何とか頑張ってみたいと思います。


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シンガポール街歩き#282(サンリオ・キャラクター@チャンギ空港)

数年前、日本にいた頃、職場が空港にあったので、毎日、空港まで通勤していました。

でも、シンガポールに来てからも、こんなに多く空港へ通うことになるとは全く想像もしていなかったです。

まあ、空港の雰囲気や飛行機が好きなので嬉しくもありますが・・・。

シンガポールは島国なので、交通の中心が空港になるのは必然のことなのでしょう。

先日も人の見送りで、朝からチャンギ国際空港へと出かけました。第3ターミナルでは"NORDIC ADVENTURES"と題し、サンリオのキャラクターを使った企画をやっていました。

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南国のシンガポールでは、やはり北欧など寒い国への憧れがあるのでしょうか。

そこにサンリオのキャラクターが出てくるのも、日本人としては嬉しいことです。

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皆さん熱心に写真を撮っていました。ハロー・キティーを始めサンリオのキャラクターは、当地でもなかなかの人気ですね。

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日本のソフトパワーも、大したものだと再認識した次第です。

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シンガポール街歩き#281(昼下がりのリトルインディア散歩)

前回のブログで紹介した"アーユルヴェーダ石鹸"をテッカセンターで買ったあと、リトルインディアを散歩しました。

抜けるような青空に、色とりどりの建物(ショップハウス)がよく似合っています。

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リトルインディアには、まだ沢山のショップハウスが残っています。これらを見て歩くだけで、楽しい気分になりますね。

私は、ここなら何度来ても飽きることはないな、と思うほどこのエリアが気に入っています。

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下の写真は、セラグーン・ロードからスリ・ヴィラマカリアマン寺院を撮ったもの。

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ヒンドゥー教寺院で、当エリアのシンボル的存在。彩色された塔門がとても目立っています。行った日は扉が閉ざされていて、残念ながら内部は見えなかったです。

セラグーン・ロードに面して、沢山の店が営業しています。なかでも面白いのが、骨董屋さん。下の写真のように、歩道にはみ出していろんなものを並べています。どれも、結構な値段がついています。ここは見るだけでも面白いですね。

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裏道に入ると、こんな光景が現れます。

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リトルインディアでは、圧倒的に男性の姿が多いです。皆さん、ポリ袋を下げているので買い物ですね。

一方、MRTリトルインディアの駅前は、こんな風景です。

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長閑な休日の昼下がり、ノンビリした風景が広がっていました。

リトルインディア、とても雰囲気があって好きな街の一つです。ここには、何度でも行きたくなる、そんな魅力がありますね。

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