観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

佐賀焼き物散歩No.1(伊万里・大川内山)

この週末の東京は快晴でした。 気持ちの良い五月晴れ。 

震災で閑散化していた観光地も、少しは賑わいを取り戻しているのではと思います。


前週から持ち越していた自宅ウッドデッキのペンキ塗り。 漸く、この土日で終わらせました。

素人仕事ながら、それなりに見栄えが良くなりました。 今後は、余りサボらず、こまめに手入れしようと思っています。


さて、今回から「佐賀焼き物散歩」です。

昔から焼き物に興味はありましたが、地方の産地を訪れたことは数えるほど。

先般、急に思い立って佐賀県の焼き物の里を訪ねてみました。

東京から福岡空港に飛んで、そこからレンタカーでの旅路。 

佐賀空港は便数が少なく、福岡空港からの方が足の便が良いですね。

国が全国に100弱もの空港を造りました。 でも結局は、お金(税金や国民の利用料!)の無駄使いになったという一つの象徴的な事例です。 

ところで、写真は伊万里・大川内山のトンバイ塀を撮ったもの。


トンバイとは、登り窯を築くときに使った耐火煉瓦のこと。 

登り窯を解体した後の煉瓦や、トチン・ハマなどの窯道具を赤土で固めたのがトンバイ塀です。

いわば、リサイクル利用といったものでしょうか。

伊万里は有田と並ぶ焼き物の里。 なかでも大川内山は、江戸期に鍋島藩の御用窯があったことで知られています。

次回から、大川内山を詳しく見ていきましょう。

                                  (佐賀焼き物散歩、続く)