ホイアンの町の中心には来遠橋(らいおんばし)があります。別名は日本橋。ベトナムの紙幣(2万ドン)に印刷されるほどで、ベトナムを代表する観光名所となっています。
1593年に造られた屋根付き橋で、当時、居住していた日本人によって架けられたものとか。
日本を遠く離れた異国の町に、日本橋があるとは、なにかしら嬉しくなります。
橋の両側の入り口には、犬と猿の像が鎮座しています。どうやら申年に造り始めて、戌年に完成したかららしい。
余談ですが、ベトナムの十二支は日本と微妙に異なっています。猪が豚だったり、牛が水牛だったり。なかでも一番の違いは、日本では兎が、ベトナムでは猫になっていることでしょうか。理由は分かりませんが、なにやら愉快になりますね。
この日本橋ですが、夜にはライトアップされます。
この橋は、確かに一見の価値があります。