観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

ラオスの古都・ルアンパバーンに出かけました

暫くぶりのブログ更新となりました。

先週末からラオスの古都・ルアンパバーン(Luang Phabang)に出かけていました。

ラオスは、ベトナム、中国、ミャンマー、タイ、カンボジアに囲まれた東南アジア唯一の内陸国です。面積は日本の本州とほぼ同じ。国土の約7割は、山岳地帯の山国です。そこにおよそ690万人の人々が暮らしています。宗教は仏教です。

訪れたルアンパバーンは、旧王政(ラーンサーン王国)時代の首都ですね。現在、ラオスの首都はビエンチャンへと移っています。

山あいでアクセスが不便な古都ルアンパバーンには、王政時代やフランス統治時代の街並みや寺院等が、そのまま残されています。

1995年には街全体が世界文化遺産に登録されました。またラオスは、世界で一番行ってみたい国(NYタイムス紙の調査)の第1位にも選ばれたほど。私がこの国を訪れるのも初めてで、念願叶っての訪問でした。

今回のブログ記事では、撮ってきた写真の一部を速報として紹介したいと思います。

まずは、世界文化遺産の街並みをプーシーの丘から撮ったもの。山と川、それに緑に囲まれた静かな街です。市街地は、メコン川とカーン川、二つの川に囲まれています。

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街なかの家並みは、こんな感じでした。クルマや人影は少なく、落ち着いた佇まいです。なかにはフランス統治時代のものと思われるお洒落な建物も残っていました。

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街のあちこちに立派なお寺があります。美しい屋根の造りに特徴がありますね。

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仏教国で、修業中のお坊さんが沢山住んでいます。毎日、早朝には托鉢の長い行列が見られます。

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次の写真は、カーン川がメコン川に合流する付近に造られた竹橋です。乾季だけ架けられて、水嵩が増す雨季には小舟での渡航となるとか。

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旧王宮は、現在、博物館として使われています。その前のメインストリートでは、毎晩、ナイトマーケットが開かれて賑わいます。

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次は、郊外にあるクワンシーの滝の写真です。流れ落ちる水の様子が美しく、綺麗なエメラルド色でした。

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このほか、早朝の市場やモン族の村、織物工房なども見て歩きました。メコン川のクルージングも良かったです。

街の雰囲気が素晴らしく、のんびりした様子は日頃のストレスから解放されるよう。食べ物も美味しくて、本当に癒されました。その昔、日本もこうだったのだろうなと思われる生活習慣や文化が、今も受け継がれています。

ルアンパバーンの街歩きは、また後日に詳しく書いていくつもりです。ということで、今回はラオス訪問の速報レポートでした。

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