浅草では、ぜひ行きたいところがありました。それは「まるごとにっぽん」。2015年、浅草六区に開業した地方の物産館です。シンガポールに赴任したため、これまでなかなか訪れることが出来ませんでした。
「まるごとにっぽん」は、真新しい"東京楽天地浅草ビル"に入っていました。なかなか立派な門構えです(門はありませんが・・・)。
ここは"全国の隠れた名産品"等の紹介と浅草の地域振興を目的に造られました。なかに入ると、こんな感じになっています。
平日の午後のせいか人影は疎らでした。でも、ゆっくり探検できそう。地方の名産品が、とにかく沢山並んでいます。ワクワクしますね。
例えば、"おおいた温泉座"。銭湯風の造りで、足湯に浸かれます。
こちらは"信州木工館"。色合いとデザインがとてもいいです。
これまで地方のものと言えば、質が良かったり、美味しかったりはするけれど、デザインやパッケージなどがもう一つというイメージでした。でも、ここで見る各地の物産は、とてもお洒落な感じのものが多かった。見直しましたね。
1階にはスーパーのような売り場があって、食品や酒類などが沢山並んでいます。例えばこんな感じですね。初めてみる地方の即席麺です。
見ているだけでは地方の活性化にも貢献出来ないので、幾つか買い物をしました。買った一つが、萩焼のマグカップ。優しい色付けと、持ちやすさが気に入っています。
地方創生の時代と言われますが、まずは地方にある既存の物産(モノ)をいかに全国的に売り込んでいくかが大事となります。この点で「まるごとにっぽん」には、出来るだけ沢山の人に訪れて欲しいですね。