観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

銚子まち歩き#1(醤油工場の見学)

JR特急"しおさい"に乗って、春爛漫の銚子(千葉県)を歩いて来ました。

銚子を訪れるのは今回が初めて。かねてから念願だった"銚子電鉄"に乗って"犬吠埼灯台"を訪れる旅が漸く実現しました。

まずは、一番見たかった"犬吠埼灯台"の写真からご紹介します。

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青空のなかに立つ真っ白な灯台は、とても綺麗で清々しい景観でした。

次の写真は、大正12年に建てられた銚子電鉄外川駅(終着駅)です。

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ここはノスタルジックで、とても味わいのある駅舎でした。停車している車両はデハ801ですね。既に退役しているようで、見学用として置いてありました。

今回は、最も見たかった犬吠埼灯台銚子電鉄の写真から載せてみました。この他にも沢山の見どころがある銚子。今度のまち歩きは、電車に乗ったり、歩いたり、地元の人たちと話したりと、いつにも増して楽しいものになりました。

さて、特急"しおさい"でJR銚子駅に降り立って、まず向かったのが"ヒゲタ醤油工場"です。

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銚子は、野田(千葉県)、龍野(兵庫県)、小豆島(香川県)と並ぶ醤油の一大産地ですね。

銚子には、ヒゲタとヤマサの二大醤油メーカーがあります。今回は、予約なしで見学可能なヒゲタ醤油工場に出かけました。工場の敷地に入ると、醤油(モロミ)の良い匂いが漂ってきます。

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私は高校時代、淡口醤油(うすくち醤油)の産地である龍野市(兵庫県)に通っていました。授業中によくモロミ(醤油の素)の香りが漂ってきて、お腹の虫が鳴ったことが懐かしく思い出されました。

ここヒゲタ醤油の工場では、ペッパー君が出迎えてくれました。いろいろと話してはくれるのですが、意思疎通するのはなかなか難しかったです。

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ヒゲタ醤油は、1616(元和2)年の創業とか。かつては"銚子醤油"という社名だったそう。歴史が古いので、いろいろな展示品が見られて結構面白かったです。

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展示品のなかには、1985年に放送されたNHK連続テレビ小説の「澪つくし」関連のものがありました。銚子が舞台で、主演した沢口靖子(醤油醸造家の娘役)の出世作ですね。

工場見学した後には、高級割烹醤油"本膳"の小瓶をお土産に頂きました。

醤油の街、銚子での工場見学は、なかなか面白かったです。


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