奈良公園の奥、春日山原始林に隣接して建っているのが「水谷茶屋」(みずやちゃや)です。
大正初期に建てられた茅葺き屋根の建物を茶店として改装したもの。
昭和23年から営業しているとかで、もうかれこれ70年になりますね。
奈良公園を歩いている途中、昔話(or 時代劇)に出てくるような茶店が急に現れたときは驚きました。
よく見ると深い木々の周辺環境とも釣り合って、なかなかに風情ある景観を創りだしています。
周辺には茶店を写生するグループや、熱心に写真を撮る外国人などがいました。
外国人にとっては、きっと珍しい風景なのでしょうね。インスタ映えしそうだし。
奈良公園には、こんなちょっとした発見や驚きがあって散策するには本当に面白い場所ですね。
あちこちに可愛い鹿がいるのも、景観のアクセントとなっています。
「水谷茶屋」のあたりには、新緑か紅葉の頃にまた訪れてみたいと思いました。