観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

ねぶたを見に「ワ・ラッセ」へ(青森その4)

青森市といえば、何といっても「ねぶた祭」ですね。

8月の初旬に6日間かけて行われる祭りで、毎年延べ200万人以上の観光客が訪れるとか。

その ”ねぶた” をひと目見ようと、JR青森駅前にある観光交流施設「ワ・ラッセ」(2011年開業)を訪れました。

次の写真が館内に展示されていた ”ねぶた” です。

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想像していた以上に大きくて、色使いも鮮やか。 その迫力には驚きました。

館内には、かなりの数が展示されていて、しかも精巧に作られた ”ねぶた” を見てまわるのは、とても面白く興味深かったです。

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”ねぶた” の起源は、土着の七夕祭りや眠り流し(禊祓い)が変化したものと考えられています。

青森県内では、現在も約30市町村で、大小さまざまな「ねぶた祭」が行われているとか。

なかでも、青森市(ねぶた)と弘前市ねぷた)、それに五所川原市立佞武多)が全国的にもよく知られていますね。

運行する際の囃子方の掛け声は、青森市が「ラッセラー」、弘前市が「ヤ―ヤード―」、五所川原市では「ヤッテマレ」というらしい。 まあ、地域によって特色があるということでしょうか。

また、"ねぶた"(青森市)と "ねぷた" (弘前市)のように発音(表記)の違いも気になったので現地で聞いてみると、今は余り区別しないで使っているとのことでした。

次の写真は、この展示施設「ワ・ラッセ」の建物を撮ったものです。

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赤を基調とした外観は、なかなかにお洒落なデザインですね。

ウォータ―フロントのなかでも、ひと際目立っていました。

出来ることなら、夏の本番の祭りを見物したいものです。 でも、その期間は相当の混雑らしいので、訪れるのはなかなか難しいかもしれません。

この「ワ・ラッセ」で、ほんの少しですが祭りの気分を味わえたことで、ひとまずは満足しておこうと思います。

 
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