観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

トラのもん(虎ノ門ヒルズ)

三連休明けの東京でしたが、朝の通勤電車は案外と空いていました。

たまたまなのかもしれませんが、新型肺炎の影響で時差通勤やリモートワークする人が増えていることもあるでしょうね。

年度末が近く、仕事も混んできているので、何とか早く終息してくれると良いのですが。

写真は、虎ノ門ヒルズで撮った「トラのもん」です。

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虎ノ門ヒルズのキャラクターで、未来から来たネコ型ビジネスロボットとか。

藤子プロと森ビルの共同制作で「ドラえもん」とよく似ています。

違いは、体が白地に黒の縞模様なのと、耳と尻尾があることとか。

なかなかに可愛いので、たまに見るのを楽しみにしています。


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伏見稲荷大社【二十二社詣で】(京都市)

伏見稲荷大社を訪れました。

ここは「二十二社」(上七社)に含まれる神社です。

二十二社」とは、神社の社格のひとつで、天変地異などの重大事がおこったときに国家(朝廷)が奉幣使を立てた社格の高い神社をさしています。

この社格は、1039年(平安時代後期)に御朱雀天皇により制定されたもの。

22の神社はさらに「上七社」「中七社」「下八社」に区分されています。

伏見稲荷大社は「上七社」なので、「二十二社」のなかでも最上級の社格を有した神社であることが分かります。

全国各地にある稲荷神社(お稲荷さん)は、すべて伏見稲荷大社の分社です。

日本では八幡神社が一番多いと言われますが、小さな祠まで数えれば稲荷神社の方が多いそう(全国でおよそ3万社とか)。

最寄り駅である伏見稲荷駅京阪電車)で降りると、そこからはもうお稲荷さんワールド。 

豊臣秀吉が寄進したという楼門は、朱色も鮮やか。 両脇で神狐が迎えてくれました。

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伏見稲荷大社の創建は和銅年間(708~715年)と、かなりの古さです。

もともと、松尾大社(こちらも二十二社(上七社)です)とともに秦(ハタ)氏の氏神でした。

秦氏帰化人の豪族。 太秦(京都)で広大な農地を開発し、大和朝廷にも大きな影響力を及ぼしていました。

桓武天皇平安京(京都)への遷都を勧めたのも秦氏だったとか。

稲荷(いなり)の名前からも分かるように、ここは農耕神ですね。

また、空海が京都に東寺を開いてからは、東寺の鎮守神とされ、真言宗を重んじた朝廷から「二十二社」に選ばれたといわれています。

写真は本殿を撮ったもの。

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装飾や色彩が綺麗で、とても華やかな印象でした。

本殿の両脇にも神狐が控えていました。

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狐は稲に害するネズミを退治することから、農耕神の神使だと信じられています。

ここでも参拝のあとは、御朱印を頂いてきました。

それから、 ”お山めぐり” で稲荷山の頂上(標高233m)を目指しました。

その途中で撮ったのが次の写真です。

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 ”お山めぐり” のハイライトは、何といっても ”千本鳥居” ですね。

ここは外国人にも人気のスポットで、訪れた日も沢山の人たちが行列のように歩いていました。

写真は、人波が途絶えた一瞬を狙って撮ったものです。

朱色の鳥居から射し込む光が、なんとも神秘的でした。

この神社には、また季節を変えてぜひ訪れてみたいと思います。

なお、「二十二社」詣でのレポートも今回で5社(大和神社石上神宮春日大社、八坂神社、伏見稲荷大社)となりました。

まだまだ先は長いですが、何とか22社すべてを参拝したいと思っています。


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名店「かつ平」の「とんかつ」(東京・築地)

このところ旅に出ない日が続いています。

寒い冬が苦手なことや、花粉症、それに今年は新型肺炎とかで、なかなか出かける気分になれません。

それに年度末が近づいて、仕事もだんだんと混んでくるようになりました。

個人的には、1年で一番つまらない時期かもしれませんね。

そこで、急に美味しい「とんかつ」が食べたくなり出かけたのが、築地(東京・中央区)の名店「かつ平」です。

写真は注文したロースかつを撮ったもの。

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粗目の衣はサクサクで、中に包まれている肉は柔らかくジューシー。

かなりの大きさで、キャベツも沢山。

ホントに美味かったです。

それに、ここのご主人は、とても気さくな感じでホスピタリティーがあっていいですね。

食通で知られる作家・池波正太郎(『鬼平犯科帳』など)が通っていたというのも頷けました。

まあ、旅にでられない鬱憤を、旨い「とんかつ」で晴らしたというところでしょうか。

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この店は皆さんにおススメします。


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早朝の虎ノ門ヒルズ界隈(東京・港区)

昨日の東京は、とても良い天気でした。

写真は、朝の通勤途中に "虎ノ門ヒルズ" 界隈を撮ったものです。

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この周辺は、いま大規模再開発工事の真っ最中ですが、だいぶん形が出来上がってきました。

写真の真ん中にある高層ビルが、2014年に開業済みの ”虎ノ門ヒルズ” です。

地上52階建てですね。

オフィスやホテルなどのほか、レジデンスもある複合用途ビルです。

写真の左手には、竣工したばかりの ”虎ノ門ヒルズ・ビジネスタワー” が少しだけ写っています。

こちらは地上36階建てとか。 全面開業は間もなくで、今は一部の店舗が営業しています。

右手の奥にある工事中の建物は、 ”虎ノ門ヒルズ・レジデンシャルタワー” です。

地上56階建て、約550戸が入る高級レジデンスらしい。

余計なことかもしれませんが、一体どんな人が住むのか、少しは気になるところです。

写真の真ん中の小ぶりな建物は、新築された教会ですね(日本基督教団芝教会)。

たぶんですが、再開発の区域内なので、従前からの地権者なのでしょうね。

虎ノ門界隈は、以前から雑居ビルなどの多かったエリアですが、この大規模再開発で劇的に変わっていきそうです。

次の写真は、”虎ノ門ヒルズ” の空中庭園オーバル広場)を撮ったもの。

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彫刻の向こうには、昨秋オープンしたホテルオークラのタワーが眩しく光っていました。

東京五輪を前にして、ここ虎ノ門エリアの変貌もなかなか凄いことになっています。

 
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ジャポネで食べたスパゲッティ(東京・有楽町)

先日、所用があり有楽町まで出かけました。

ちょうど夕飯どきだったので、以前から噂に聞いていた「ジャポネ」で食事をしてきました。

場所は"銀座インズ3"の1階で、JR有楽町駅から歩いて数分のところにあります。

店内はカウンターのみ。 席数は15ほどですかね。

超人気店で行列間違いなしと聞いていましたが、時間が早かったせいかスンナリと座れました。

写真は、注文したスパゲッティ(パスタと言わないのがいいですね)のバジリコです。

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「レギュラー(並)」を頼んだのですが、ご覧のような大盛クラスが出てきました。

塩味で、具材も結構入っていて美味しかったです。

バジリコのお代は600円でした。

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ちなみに「ジャンボ(大盛)」は750円、その上の「横綱」は850円ですね。

結構、大盛クラスを注文している客が多かったです。

まあ、私は歳も歳なので「レギュラー(並)」で十分以上の満足度でした。

次は、和風(醤油味)のスパゲッティを食べてみようと思っています。

有楽町近辺に行かれたら、試しに食べてみてください。

女性の1人客も案外と多くて、良い雰囲気でした。

この店は、おススメです。


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八坂神社【二十二社詣で】(京都市)

八坂神社を訪れました。

ここは「二十二社」(下八社)に含まれています。

二十二社」とは、神社の社格のひとつで、天変地異などの重大事がおこったときに国家(朝廷)が奉幣使を立てた社格の高い神社を指します。

この社格は、1039年(平安時代後期)に御朱雀天皇により制定されたもの。

言わば強力なパワースポットの集まりですね。

このブログでも「二十二社」のうち、これまで3社(大和神社石上神宮春日大社)についてレポートしてきました。

祇園さん」として親しまれる八坂神社は、四条通りの東の突き当りに鎮座する古社(656年創建伝)です。

山鉾巡業で知られる「祇園祭」は、八坂神社の祭礼ですね。

祇園周辺は、お茶屋や料亭、町家などが立ち並んで伝統的な町並みを形成しています。

昔ながらの風情や情緒が感じられて散策するのも楽しいところです。 

写真は、八坂神社の西楼門を撮ったもの。

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この西楼門は1497年(室町期)の建築で、国の重要文化財に指定されています。

元々は、もう少し向かって右手側に建てられていたらしい。

それが、市電の開通で四条通りが拡幅されたことに伴い、現在地へと移築されたのだとか。

景観や環境を重視した京都らしさが出ていますね。 さすがです。

次は、拝殿を撮った写真です。

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拝殿の前にある舞殿には、沢山の提灯が並んでいて壮観でした。

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花街などの信仰が厚いせいか、華やいだ雰囲気があってとてもいい感じです。

八坂神社は古社ですが、延喜式神名帳(えんぎしき・じんみょうちょう)には記載のない式外社です。

八坂神社は、かつて興福寺(奈良)や延暦寺比叡山)の支配を受けた時期があり、寺院とも見なされていたからと言われています。

一方で、平安中期頃から周辺の産土神として信仰されるようになり、朝廷からも厚く崇拝されて「二十二社」(下八社)に選ばれています。

今回は本殿に参ったあと、御朱印を頂きました。

たまたま差し出した御朱印帳の隣のページが、伊勢神宮で頂いた御朱印でした。

八坂神社の神職がそれを見て大変喜ばれて、「ここは、うちの親類や!」と言われたことが、とても印象に残っています。

なお、ここの御朱印は筆で「祇園社」と書かれて、その上に赤で「八坂神社」と押印されます。 

祇園社」は以前の名称で、明治期以降に名称が変わった(御祭神も!)という珍しい神社でもありますね。

この神社は、場所がとても便利なところにあるので、これからも幾度となくお参りすると思います。


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三十三間堂(京都市)

京都の三十三間堂に出かけました。

2018年に国宝に指定された千手観音立像(1,001体)などを拝観してきました。

ここに来るのは本当に久しぶりです。

三十三間堂の正式名称は「蓮華王院法堂」で、天台宗妙法院の仏堂ですね。

その名前は、本堂(国宝)の大きさが三十三間四面であることに由来しています。

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長さ120m、奥行き22m、高さ16mで、世界的にもこれほど規模の大きい木造建築は珍しいそう。

また、33という数字も観音菩薩の変化身が33身あることに因んだものだとか。

入母屋造、本瓦葺きの本堂は、1266年(鎌倉期)に完成したもの。

京都市内では2番目に古い建物です。

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内部には、本尊の千手観音座像を中心に、1,001体の千手観音立像が整然と並んでいました。

創建時(平安期)の像が124体、再建時(鎌倉期)の像が876体あって、残りの1体が室町期に追加されたものだとか。

と言っても、素人目には一つひとつの識別など到底できません。 

全部の像を俯瞰して鑑賞するしかなかったですね。

それにしても、よくこれだけの仏像を集めて拝観できるようにしたものだと感心しました。

順路に従って見学していると、仏像の中で、気になるものを見つけました。

二十八部衆像のうちの「迦楼羅王(かるらおう)」です。

迦楼羅王」は、半人半鳥、カラス天狗のようないで立ちで、横笛を吹いていました。

(堂内撮影が禁止のため、残念ながら写真を掲載できません。)

それはシンガポールに赴任していたとき、インドネシアなどでよく見かけた「ガルーダ」そのもの。

「ガルーダ」は、インド神話に登場する神鳥です。

ヒンズー教の神様であるヴィシュヌ神の乗り物(鳥)として知られています。

インドネシアフラッグキャリアであるガルーダ・インドネシア航空の名称とロゴは、この「ガルーダ」ですね。

参考までに、東南アジアで撮った「ガルーダ」の写真を載せておきます。 マンガみたいで、あまり良い写真ではありませんが・・・。 感じだけでも分かってもらえたらと思います。

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京都の三十三間堂で、しかもヒンズー教の神様の乗り物(神鳥)と出会うとは思いもよりませんでした。

仏教も他の宗教の影響を受けているということなのでしょう。

今回の見学では、仏像の多様性といったものが分かって面白かったです。

三十三間堂の庭では、冬桜が綺麗に咲いていました。

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