観光研究者の街歩きフォト日記

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真ブログです。

ヤマボウシに小鳥の巣が‼︎

天気が今ひとつで、蒸し暑い毎日ですね。

この土日は、久しぶりに家でのんびりと過ごしました。

6月から、ほぼ毎週末、あちこちに出かけていたので、さすがに草臥れてきました。

昨日の日曜日は、参院選挙に出かけたり、近くの本屋に立ち寄ったり、散歩したりと気ままに過ごしました。

我が家のシンボルツリーのヤマボウシ(山法師)を何気なく見ていると、小さな鳥が巣を作っているのを発見しました。

小鳥が顔をのぞかせているところを、何とか写真に収めたのが次の写真です。

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ヤマボウシの枝や葉がかなり繁っていて、比較的静かなので、ここならということで巣を作ったのでしょう。 

鳥の種類は、残念ながらよく分からないです。

昨年は秋に落葉してから、巣を発見したのですが、今年もまた巣を作ってくれたようですね。

無事にヒナが育ってくれると良いのですが。

今回は、簡単に休日の報告でした。


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タウシュベツ川橋梁(十勝その3)

念願のタウシュベツ川橋梁上士幌町)を見てきました。

東京から出発する前に、ガイドツアーに申し込むべく電話したのですが、当日はすでに予約で満員でした。

残念でしたが、今年は渇水で、糠平湖にほとんど水がなく、展望台からでも十分にその姿を見ることが出来ました。

写真は、国道273号から少し入ったところにある展望台から撮ったものです。

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タウシュベツ川橋梁(全長130m)は、糠平湖(上士幌町)にあるコンクリート製のアーチ橋ですね。

この鉄道橋は、昭和14(1939)年に、旧国鉄士幌線が十勝三俣駅(終点)まで延伸された際に、タウシュベツ川に架けられたものです。

ところが、昭和30(1955)年に糠平ダム(発電用)が建設され、旧士幌線の新線切り替えとともに、この鉄道橋は湖底へと沈むことになりました。 

人造湖である糠平湖は、季節によって水位が変動して、その度にこの鉄道橋が見え隠れすることから「幻の橋」と呼ばれています。

例年、6月頃から沈み始め、10月頃には完全に水没し、再び現れるのは1月頃だとか。

今年は特に雪や雨が少なかったそうで、私が訪れた6月中旬に湖にはほとんど水がない状態でした。

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次の写真は、展望台の様子を撮ったものです。

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展望台には、さほど人が多くなくて、ゆっくりと見学することが出来ました。 外国人観光客が何組か来ていて、日本人(ガイド?)の説明を熱心に聞いていたのが印象的でした。

今回は、幸いにも橋の全体を見ることが出来ましたが、渇水などの気候変動は何かと心配になりますね。

また、この鉄道橋は、過酷な自然(水没、凍結・融解など)に晒されていることから、損傷や崩落の恐れがあると心配されています。

財政面などで保存活動も大変だとは思いますが、何とか後世へと残していって欲しい歴史的遺産だと思います。

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なお、タウシュベツ川橋梁は他の橋梁群とともに「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」として北海道遺産に選定されています。

 次の写真は、展望台に向かう途中で撮った旧士幌線の線路跡です。

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明るい陽射しのなか、森の先まで続く線路跡と木々の新緑が素晴らしい景観を作り出していました。

親子連れの野生鹿が現れましたが、すぐに姿を消してしまいました。

写真が撮れず残念です。

 
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三国峠から望む樹海と松見大橋(十勝その2)

国鉄士幌線跡にある「タウシュベツ川橋梁」を見学しようと、レンタカーを駆って帯広から上士幌町方面(国道273号線)を走ってきました。

目的の橋を見る前に訪れたのが、絶景で知られる三国峠です。

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ここは大雪山国立公園内にあって、上士幌町(十勝側)と上川町(旭川側)との境にある峠ですね。

標高は1,139mで、道内にある国道の最高地点となります。

ここから見る景色は、まさに北海道らしい雄大なものでした。

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眼下にはエゾマツやトドマツなどの樹海(原生林)が見渡す限りに広がり、遠くにはウペペサンケ山(1835m)などの山々が望めます。

ここは約100万年前の大噴火で出来たカルデラだとか。

針葉樹と広葉樹の混合林が広がり、そのグラデーションが美しい景観を作り出しています。

濃い緑がトドマツやエゾマツなどの針葉樹で、黄緑は白樺などの落葉広葉樹です。

そして次の写真は、樹海を渡る松見大橋を撮ったもの。

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三国峠と言えば、必ずといって良いほど紹介されるのが、この風景です。

ここで主役となっている赤い橋が「松見大橋」ですね。 高さ30m、長さ約330mで、樹海の谷を天空の滑走路のように走っています。

この写真は、三国峠を少し下ったところにある「緑深橋」のあたりでクルマを停めて撮ったものです(残念ながら、三国峠からは、この景色は見られません)。

三国峠には、休憩施設として駐車場等のほかカフェもありました。

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ここでコーヒーを片手に景色を眺めながら、のんびりと過ごす時間は最高の贅沢かもしれません。

次は季節を変えて、広葉樹が色付く秋に訪れてみたいですね。

なお、日本全国には沢山の三国峠(みくに or さんごく)があります。

ネットで調べてみると、全国で8か所あるそう。 なかでも群馬県新潟県の県境にある三国峠が最も知られているようです。


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カラマツ防風林(帯広農業高校)(十勝その1)

北海道は十勝・帯広を訪ねてきました。

これまで全国のあちこちを歩いてきましたが、一度は訪ねても、さらにもう一回行ってみたいと思うところは、なかなかありません。

でも、十勝には何度でも訪れたいと思うから不思議です。 

カラマツ林に囲まれた広々とした畑に、トラクターが行きかう風景を思い描いただけで、もう出かけたくなりますね。

地場の農作物や水産物、スイーツなどに加えて、何といっても水が美味しい。 ばんえい競馬や温泉もあるし、地域の人との交流が楽しめる「北の屋台」がある、などなど。 その良さを数え上げれば、きりがありません。 

こうして近年は、ほぼ年に一回のペースで十勝を訪れるようになりました。

今年は、夏場には糠平湖に沈んでしまうという”幻の橋”「タウシュベツ川橋梁」を見たくて、6月中旬に訪れました。

とかち帯広空港”に到着すると、まだ結構な寒さでした。 

レンタカーを借りて、まず向かったのは帯広農業高校です。 

写真は、同校の敷地内にあるカラマツ防風林を撮ったもの。 

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この美しいカラマツの並木(全長約420m)を一目見たくて、同校を訪れました。

ただし、帯広農業高校の敷地の広さは、東京ドーム23.5個分もあるとか。 おかげで自力では辿り着けず、迷子になってしまいました。 たまたま近くにいた生徒さんに、場所と方角を教えてもらって、ようやく辿り着いた有様でした。

それにしても、この高校の生徒さんは、みな礼儀正しくて親切ですね。 とても雰囲気の良い素晴らしい学校です。 

新緑のカラマツ並木の下には、まっすぐに一本の道が通っています。

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道の両側には、実習用の畑などが広がっていました。 これまた、とてつもなく広いです。

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風に鳴るカラマツ林を見上げながら、暫く散策しましたが、心身ともに癒されるようでした。

白樺も綺麗に並んで植えてありました。

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校内(敷地)への立ち入りは自由のようなので、ここの見学は皆さんにおススメします。

都会の学校のような塀とか門扉などは見当たりませんでした。 まあ、広い(広過ぎかも)ですからね。

なお、帯広農業高校のOGに漫画家の荒川弘(女性です)がいます。

彼女が描いた人気の連載漫画「銀の匙 Silver Spoon」の舞台(大蝦夷農業高校)は、ここ帯広農業高校がモデルとなっています。

また、幹線道路を挟んで、向かいには帯広畜産大学のキャンパスがあります。

こちらは、農業高校以上に広いですね。 人生を巻き戻せるとしたら、このような高校や大学で学んでみたいと夢想してしまいました。


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妙見寺観音堂など(赤穂その4)

坂越(兵庫県赤穂市)の大避神社を参拝したあとは、後背の宝珠山の中腹までウォーキングしました。

結構な坂道を上った先にあったのが、妙見寺観音堂です。

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妙見寺は、8世紀の半ば、行基によって開山された真言宗古義派の寺院で、のちに空海が中興したと伝えられています。

宝珠山の中腹に建つ観音堂は、1772年(享保7年)に再建されたもの。

全国的にも数少ない懸造(かけづくり)の工法で造られています。 懸造(崖造とも)は、崖などの上に建物を長い柱と貫で固定し、床下を支える建築手法のこと。

よく知られる築例として、清水寺本堂舞台(京都)や、室生寺金堂(奈良)などがあります。

ここから望む坂越湾と生島の風景は、素晴らしかったです。

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赤穂は、私の生家(太子町)からクルマで1時間少しの距離ですが、これまで数えるほどしか訪れたことがありません。

今回は、改めて赤穂城や坂越の町並みなどを見学して、新たな発見などがあったりで、とても面白かったです。

ところで赤穂での昼食は、赤穂温泉の旅館・銀波荘で摂りました。 

銀波荘では温泉にも浸かってきました。 ここは、日経新聞(2017年3月18日付)の「何でもランキング」(「大自然につかる絶景温泉」)で、第5位にランクされた「天海の湯」があります。

当日は「天海の湯」が女性専用だったので、もう一つの「岩海の湯」に入りました。

露天の湯舟から穏やかな瀬戸内海が一望でき、その眺めには心身ともに癒されました。

下の写真は、入浴後に旅館のテラスから撮ったものです。

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相変わらず写真が下手で、広がりのない写真となってしまいました。

実際には、瀬戸内海の素晴らしいパノラマ景観が広がっています。

機会があれば、ぜひ訪れてみてください。 癒されること、間違いなしです。

  (赤穂の旅は、今回でお仕舞いです)


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大避神社と生島(赤穂その3)

今回、坂越(兵庫県赤穂市)で是非訪れたかったのが、大避神社(おおさけ・じんじゃ)です。

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大避神社の御祭神は、秦 河勝(はた の かわかつ)。 秦氏は、6世紀頃に大陸からやってきた渡来人と言われています。

秦 河勝は、その族長的人物で、聖徳太子の側近として活躍した人ですね。

のちに、京都最古の寺とされる広隆寺(622年創建)を、太秦(うずまさ)の地に建立したことでも知られています。

河勝は、聖徳太子没後に蘇我入鹿の迫害を受けて、畿内から坂越へと逃れ、647年に死去。 その霊を地元民が祀ったのが、当神社の創建と言われています。

興味深いのは、秦氏景教ネストリウス派キリスト教)を信仰するユダヤ教一族であったという説があること(1908年に言語学者・佐伯好郎が学会誌に発表)。

その説から、大避神社は景教系神社(?)であったとも言われています。

少々(or かなり)怪しいところもありますが、想像するだけでもロマンを感じますね。

坂越(赤穂市)に、このような歴史があったことは、今回ネットで下調べをしていて初めて知りました。

実際に訪れてみると、宝珠山麓に建つ境内は比較的小ぶりで、参拝者も思いのほか少なく静かでした。

写真は、拝殿を撮ったもの。

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拝殿で参拝のあと見学したのが絵馬堂。 奥に深く、なかなかに立派なお堂でした。 

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港町だけに航海安全の絵馬が多かったですが、能楽の絵馬もかけられていました。 河勝は猿楽の始祖といわれていて、観阿弥世阿弥、そして金春流などが河勝の流れを受け継いでいるとか。

ここは鄙びた社殿ながら、どこか凛とした雰囲気のある良いお社でした。

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神社の正面、坂越湾に浮かぶ生島(いきしま)には河勝の墓所があり、神域として人の立ち入りを禁止しています。

その生島を撮ったのが、次の写真です。 周囲が1,630mの小島で、原生林が生い繁る佇まいは、なかなかに印象的でした。

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島全体が特別保護区に指定されていて、「生島樹林」として国の天然記念物にも指定されているそう。

生島には大避神社の御旅所があります。

毎年10月に行われる「坂越の船祭り」では、和船による渡御があり、瀬戸内海三大船祭りの一つに数えられているとか。

一度は、この船祭り(船渡御祭)を見てみたいと思っています。

なお、残る2つの船祭りは「大阪天満宮天神祭」と「安芸厳島神社管絃祭」です。


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連休は帰省しました

この三連休は、急な所用で兵庫県太子町の実家に帰省しました。

写真は、実家のすぐ近くにある聖徳太子が建立した斑鳩寺(いかるが・でら)です。

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この三重塔は、1565年(室町期)に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。

田舎での用事を済ませたあとは、畑の草引きや家の掃除などで、あっという間に連休も終わりました。

今年は雨が多くて、農産物の生育にも影響が出ているようですね。

連休に肥料をやっておいた栗の木は、とても元気で沢山の毬栗(いがぐり)を付けていました。

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今から秋の収穫が楽しみです。

今回は、簡単な帰省の報告でした。


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