あっという間に三連休も終わりましたね。
この休みは大学ラグビーの決勝と、トップリーグの開幕戦をTV観戦していました。
古くからのラグビーファンですが、昨年のワールドカップから一層興味が湧き、これまで以上に熱心に観ています。
今週から新年の仕事が本格化ですね。 今年は暖冬で過ごしやすいですが、体調には気を付けながら何とか頑張りたいと思います。
さて、今回も宮崎の旅の続きです。
神話の国・宮崎に行くと、よく訪れるのが宮崎神宮です。
宮崎神宮の創建時期は不明で、かなり古くからあるお社らしい。
ただ神武天皇をお祀りする古社ながら、江戸期までは地方の一古社にしかすぎなかったとか。
それが全国的に知られるようになったのは、明治維新で王政復古の大号令が出されてからだそう。
境内の整備も明治期に入ってから積極的に行われて、現在の姿となったのは昭和15年(1940年)だとか。
写真は、狭野杉で造られた流造りの拝殿です。
杉を社殿建築の用材とするのは珍しいと言われています。
このお社を設計したのは伊東忠太(元東京帝大教授)です。
築地本願寺や平安神宮、一橋大学兼松講堂などを設計した著名建築家ですね。
鬱蒼とした森のなかに鎮座する社殿は、シンプルな意匠ながら重厚感がありました。
ここは参拝もさることながら、伊東忠太の作品を見るためにも訪れる価値のある神社だと思います。
宮崎に行かれる機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。